ガイド06 勝とう福島。
we are amaterasu kingdom dimensionsXXXIV。12月 05, 2021
コピペ自体に試行錯誤してたころですが。赤文字まじりの文章はさらに以前の試行錯誤文章ですが、読めるなら(笑)、軽く読んどいてください。だから、考え方は、試行錯誤、徐々に照準が合ってくるで。
俺の中の試行錯誤の時期は終わってます。
(7月 31, 2018)
今読み返すと実はなにかと当てまくっていた気がする五島勉さんの、『ツングース 恐怖の黙示-遙か原爆以前に、突如、起きた核爆発の謎』昭和61年11月5日第24刷から。
ページ数は分かると思います、で毎日新聞の日付は(昭51・10・13)あ、勇敢?
“日本でも、毎日新聞と東京新聞が、それをそのまま紹介している。"書いておこう、でもこれでキー局全部出てきました(笑)?が、ですね、今は1908年に核爆発があったかどうかはさておきで…。
“七四年には最新式の測定器を持ちこみ、南北から死の森に迫った。すると、黒焦げ地帯に近づくにつれて、測定器の指針は激しく揺れだした。焼けただれ埋れ木、その下の熔けた土のサンプルを測ったら、どちらからも異常に強い放射能が検出された。自然の状態でも、地中や植物には放射能が含まれていることはある。宇宙からは、絶えず微量の放射線(宇宙線)が降ってきているからだ。だが、それはせいぜい十数ミリキューリーにすぎない。ところが、死の森の中での検出量は、強いところでは数百ミリキューリー。”1974年は1908年の66年後。2014年は1945年の69年後。2011年で66年後か?
“もちろん、浴びせられた範囲は、ひじょうに広く、約三〇〇〇平方キロにも及ぶと思われる。これと被害の激しさを合わせて考えると、ここで爆発した核物質は、広島型原爆のおよそ二〇〇〇倍の爆発エネルギーを持っていた。”
もう俺としても、ここで爆発があった前提の話ですけど(笑)、規模はそもそも違います。“が、小惑星、隕石、または彗星が、地表に衝突した跡はやはりなかった。つまり、怪物体はタイガ上空で空中爆発したことが、最終的に確かめられた。爆発の高度は、地上五〇〇メートルから一五〇〇メートルのあいだだったと推定される。”爆発条件はわりと同じだったかと。
どうしても書き方が嫌味くさくなりますが(笑)、長崎は特に山も近いですが、爆発規模が二千分の一のせいか…、あれ、言われてる爆発の二千分の一の威力、爆発高度もより高い、なら被害はどの程度だ?高度が高いとより拡散、てわけじゃないでしょ?だれか暇で優秀な方、高校生でもいいから、ちょいそれぞれの高さで、気象条件もいるんだろうけど、シミュレーションを(笑)。
で、戻し、規模が違うせいか、写真で見る限り被爆直後の長崎の山は一切燃えていないので、そもそも、焼けただれ埋れ木、その下の熔けた土が存在しないでしょうが。というか、別に観光名所でなくても、広島長崎市内の木々の樹齢を調べたらその多くが思いのほか長生きで、戦前から生えてて、年輪にも大火にあったあとは残っているかもしれないけど、これといって放射能は…みたいなの多い気するんですけど、ただするだけなので、調査できませんかね。調べればわかる。簡単。
長崎は県庁の辺りも燃えているから、そのあたりの木とか土とか、ま、浦上の山、岩屋山とかを一本一本その土、これといって当時から人が立ち入ってない場所あるでしょうし、風向きもわかるでしょうし、調べればわかる。簡単。
が、ここは超注意で、これはだから湯来町にもかかわってくるんですが、というか各地の詳細なデータは確実にすでにとっていると思いますが、ちゃんとそれぞれ突合せできるような。が。
今日は2014年12月5日の俺のパソコンで9:50分。今後、突然、長崎、広島の焼けただれ埋れ木、その下の熔けた土から高い放射能が検出された、まだ残る原爆の恐怖!という報道が製作されるかもしれない。大ウソで。がウソではない。放射能は検出される。なぜなら放射性物質を今からばら撒くから。テロ。だからばらまく人間の命は安い、というより微量な放射性物質くらいなら¥、己の欲得という意味での¥、のためにばら撒く奴なんていくらでもいるでしょう。国宝修復秘話も。
"しかし、検出されたのは、あくまでも放射能だけである。原爆爆発、あるいは原爆実験にかならず伴うはずの、放射性を帯びた重金属類の粒子は発見されなかった。ということは、それは広島原爆の二〇〇〇倍のエネルギーを持つ核爆発ではあったが、われわれの知るかぎりの原爆そのものではなかった、ということだ。"
もちろん原爆爆発、あるいは原爆実験にかならず伴うはずの、放射性を帯びた重金属類の粒子もそこで発見されるかもしれません。なぜなら発見されんとおかしいことがこれで知れわたるから。たしかにこれは高い放射能レベル(放射能だの放射性だの、区別はここでは勘弁)だが、原爆そのものではなかった、これは原爆投下によるものではない。という結論にしかならんから。したがって発見された周囲、というか半径2キロくらいではすべての地域で、発見されるはず。風向き考えればそっちの方向にも、当時から残る木々、長崎は豊富、の木々、放射性を帯びた重金属類の粒子を樹皮にとりこんでるはずでしょう、どう考えても山一面に。調査できませんかね。全部はそりゃ無理でしょうけど。可哀想だし木が。が、調べればわかる。簡単。で、先に引用した司馬さんの「別所家籠城の狂気」のラスト。
“三木籠城の狂気ともいえる高潮した精神が徳川期に入ってなおこの地に息づき、浅野長矩(ながのり)の潔癖な狂気をうむとともに、その家臣団の中から赤穂義士をうんだ。"
原爆により長崎湾全体に残るだろう◆たかしお【高潮】①台風や低気圧によって、海水面が異常に高まり、海水が陸上に侵入すること。気象災害の一つ。暴風津波。[秋]②大潮。日葡辞書「タカシヲガサス」の跡にも全般的に放射性を帯びた重金属類の粒子が残ってるんでしょうね。ないとおかしい。
もちろん、原爆爆発、あるいは原爆実験にかならず伴うはずの、放射性を帯びた重金属類の粒子なんか存在しない。これがそもそもの間違いだ、トンデモだ、というなら話は別です。ただ、ここは俺にはわからん。が、正しいかトンデモかは、たぶん科学好きの中学生とかでもわかるのでしょう。まかせます。で、ま、ちゃんと内容理解していたとはいえないのですが、俺も好きで読んでいたトンデモ学会の本。あれ、やらせですよ。あの人たちもトンデモ(十)の一味。ま、根拠はまたもや直感ですけど(笑)。
で、三木籠城の狂気ともいえる高潮した精神が徳川期に入ってなおこの地に息づき、浅野長矩(ながのり)の潔癖な狂気をうむとともに、その家臣団の中から赤穂義士をうんだ。
◆広島[市][ヒロシマ]天正17年(1589)年毛利氏が築城。江戸時代には福島氏、浅野氏の城下町として繁栄。明治4年(1871)年県庁が置かれ、1889年宇品港(広島港)の築港、第五師団司令部の設置で、軍事基地的性格を加えた。【ブリタニカ国際大百科事典から抜粋】
この浅野家(当初で42万6500石)は浅野長矩の赤穂浅野家(5万3500石)の本家ですね。
◆浅野 姓氏の一つ。清和源氏。頼光の子孫が美濃国土岐郡浅野に住んで氏とした。のち尾張に住み、長勝・長政は織田・豊臣氏に臣事。長晟(ながあきら)の代から安芸広島藩主。赤穂浅野家はその分家。◆浅野長矩 江戸中期の播州赤穂藩主。内匠頭(たくみのかみ)。元禄14年(1701)3月14日、勅使接待役を務めた際に、江戸城殿中で吉良義央(きらよしなか)[※なかよし(笑)]を傷つけ、即日切腹、城地を没収。(1667~1701)で、この数字…ま石高さておき。まさか戦前の広島市の人口公称42万6500人とか?。で、5万3500人が実際の人口とか。14年(1701)3月14日、1667~1701、たとえば16は91、6+7=13、なにかとうがちたくなる数字ですし。
福島の真実〈16〉〈17〉9月 21, 2018
朝顔ですか?庭のあちらこちらに。でですね、文責100%おれですよ。”空想譚”にリアリティを持たせるには、厳密な科学考証というものが非常に重要なのかもしれませんが。こうなると、こうなる、と。
ハリボテなおれの印象はさておいても、破壊された現実の建物(チェルノブイリ含)の構造はこの解説画と一致しますか?
山岡さん一家の電気の無駄遣い(日常的光景ですが)にも意味があるのでしょう(笑)。
まさにこの映像を、ついこないだ、NHKでみました。
Ⅲ:マイナス・ゼロ
でも、言葉は悪いですが、司馬さんも子母澤さんが使われた意味での"ホラ吹き"は嫌いじゃないと思います。
井上ひさしさんが「手鎖心中」で直木賞をとられたとき、選考委員だった司馬さんの選評は『(井上さんの)うそのあざやかさには目をみはるおもいがした』『これを書いた才腕の前には、たれもが叩頭せざるをえないのではないか』『いかにも上質の滑稽であった』ですし。
それに早逝された作家、広瀬正さんのSF小説が直木賞候補(1970)になったとき、委員の中で、司馬さんのみが熱心にその作品を推されたそうです。
司馬さんは、広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」について。
『一読者として一番面白かったのは、広瀬正氏の「マイナス・ゼロ」であった。
SFには読み方が要る。頭から空想譚に騙される姿勢で読まねばならないが、それにしてもこの人の空想能力と空想構築の堅固さにおどろいた』
『「ツィス」には圧倒的な感銘をうけた。ごく平均的にいって、人間は五官によって生存を認識している。そのうち聴覚に、外部からほんの小さな変化を、持続的そしてひろく社会一般に加えるとすれば、人間はどうなるのであろうかという空想的な実験意識が、着想になっている』
『この空想上の実験によって、人間が、簡単に個のわくをこわして集団の大わくに入り、そのわくの中で似た反応を交換しあってやがては恐慌をおこすという結果を生む』
『このときSFは、重大なリアリティを持つのである』
広瀬正さんの「エロス」について。
『私は広瀬正氏の「エロス」を推した。深読みかもしれないが、愛というこの人間現象に奇怪な衝撃力をもつものを、作者は化学的物質としてそれを抽出し、合成し、それをこの小説に登場する数人の人間の過去に対し、実験的に添加した場合、「過去」がどのように化学変化をおこすかということをSF風に考えてみた文学であるように思える』
『(この作品は)三度目の候補作である。このあまりにも現実離れした遊びの世界は二作ともおおかたの共感を得ず、こんどもそうであった』
ん~でも、司馬さんは『SF』『現実離れした遊びの世界』を『遊戯としてわりきってしまえばじつにおもしろい』と書かれていますが、本当に『遊戯としてわりきって』いたのか、すこし疑問です。
ええ、かなうことなら一度、紅茶でも飲みながら、司馬さんから『東北にあるという、ヘブライの遺跡について』の話をお聞きしたかったです。
はたしてキリストは日本に来ていたのか!!
で、いきなり話を矮小化しますが、イエスさんご自身が日本に来ていたことはないかもしれませんが、アチラで異端として排斥され、唐で大流行したネストリウス派かどうかはしりませんが、人としてか文物としてかはたまた両方か、かどうかはしりませんが、キリスト的なものが○○麻呂な時代の日本に来ていても、別に不思議ではないと思います。
井筒さんは司馬さんとの対談で『古代ギリシアの思想を持ち込んでくると、実にはっきりと解明されるところが東洋思想には多々あるんです』『歴史的に影響があったかなかったかには全然関係なく、思想構造的に必然的な相互照明の問題なんです』とおっしゃられています。
でも司馬さんが『長安に入った空海は、当然なことですけれども、ネストリアンのキリスト教の教会は見たらしいですし、ゾロアスター教の火のお祭りも見たはずです。ですから当然、プラトン的なものが来ていないということは、いえませんですね』といわれると、『いえません。絶対いえないと思います』と。
ま、もちろん、「~とはいえない」といいだすと、もうなんでもありじゃないか、と僕も思いますが、キリスト的なもの、ヘブライ的なものが、○○麻呂な時代の日本に来ていても、別に不思議ではないと思います。
だって嘘のような真てのもあるかもしれないし。
Ⅳ:そういえば、つうかそもそも、厩戸皇子て方がいましたね
そうそう、いやいやありました。
司馬さんの、しかも広瀬正さんの「ツィス」の選評の中にありました。
『(陳舜臣さんと)はなしが中国の詩のことになったとき、氏がなにか出典を示して、男子の詩は志をのべるもので女子の詩は怨みをのべるものだ、という意味のことをいったような記憶がある』
『むろんこんにち、女子が志をのべてもよく、男子が怨みをのべてもいい』
『薪をたたき割ったような粗論だけに、小説にもそれが大きい場所であてはまるような気がする』
『怨みものべず志ものべず、どういう衝動に駆られてか、営々として小説を書くというのは、なにかをやたらに空費するという意味で一種の壮観であるにせよ、一面なんだかつまらないような感じがしないでもない』
『江戸期の日本人の持論で、志が高く涼やかであれば技巧の拙さはかえって覆われて逆に強さを出すことさえある、というのを読んだことがある。これも小説の分野にあてはまるかもしれない』
『広瀬正氏の「ツィス」という作品は、自分の空想をどれほど精緻に計数化しうるかということに挑んだ作品で、この作業そのものが志であり、さらには社会心理学的なリアリティもあって、変に魅かれるものがあった』
でした。
いやいや司馬さん、広瀬さんの作品に変に魅かれたのは、自分と同じものを、志といってもいいですが、それをその中にみたからではないのですか?と、僕がまた勝手にいっときます。
でもこの選評は『しかしこの種のものが受賞作になるには多少先例と筋合いがちがうし、なるにしてもあと数年かかるかもしれないと思った』としめられています。
この選評を司馬さんが書いて四十年。
『この種のもの』が受賞できる時代に現在はなったのでしょうかね?
ちなみにこの翌年に亡くなられた広瀬正さんの作品への選評は、司馬さんのエッセイ「不思議な世界を構築した天才」で読めます。
(注:僕は広瀬さんの作品自体は、たぶん赤羽の本屋で少し立ち読みをしたくらいです・2013/12/05) (8月 30, 2018)
バカの夢は醒める時だ。8月 31, 2018
そういえば海水浴場の左手の高台に発電所みえましたけど、あれは火力ですかね。
海水浴場はもとからあったの?
福島の真実〈18〉〈19〉11月 05, 2018
近場じゃなく、遠出をするなら最初はやっぱり福島ですね。
福島旅行記 8月 31, 2018
1.前口上から
2011年の7月後半、僕は一泊二日で福島の友達のとこへ遊びに行きました。
その後、8月2日から9月18日にかけて、そのときのことをツイッターに連載?しました。これはその時の会話を中心にまとめたものです。
しかし、これは基本的に僕の記憶をもとに書いていて、このとおりの会話をした、とはとても言えません。
また、そのような会話は確かにしていますが、その会話をした場所を変えるなどの"編集"を意図的におこなった部分もあります。(それらの改変はツイッターの制限文字数に落とし込むという意味もありました)
何より重要なことは、これは震災から4か月後です。
まだまだ混乱が収束していない、情報が錯綜していた時期です。当然、友達と二人で震災のことと共に、原発事故に関する話をしています。
しかし、もちろん、二人とも一般人、原発についての素人です。(もちろん、友達は原発の事故以来、福島市の住人として原発の事故と向き合い続けていたわけですが)
これらは、そんな時期の素人どうしの会話だ。それを念頭において読んでほしいです。(これはもともとツイッターに分載したものだ、も)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、その時期ははっきりしないんですが(2012年の夏頃だったと思います)、こういう文章を書きました。
「今、僕は福島の原発事故についてこう思う」
この考えは今も変わっていないので、時期は逆になるのですが、それをまず再掲?します。あと、今回、文章の変更、追加も少しおこなっています。そのまま、では決してありません。
僕は、原発は徐々になくなるほうにいくほうがいいな、と思っています。ただ、「福島は危険だ」とか、そんな馬鹿な、とも思います。
もちろん、この事故の影響に対して安心しすぎるのは危険だと思います。
なにより現実に危険な場所が、それこそ、これから長い間立ち入りがむずかしい場所が現実に存在する。
それは事実です。
しかし「福島は危険だ」とか、そんな馬鹿な。
なんとなく、僕のクセとして、〇〇は〇〇、みたいなのには違和感を感じます。
当然、〇〇は〇〇な現実も世の中にはあるのでしょう。
しかし今回の事故に関しては、「正確に怖がろう」という言葉がいちばんしっくりきます。怖がり所さえ間違えなければ、現実の福島は何の問題もなく暮らしていける環境だと思います。
「正確に怖がろう」
そのためにも、正確な情報の発信と受信がとても大切になるだろうと思います。
正確な情報を発信できる専門家の方の役割がとても大切になると思います。もちろん素人の僕には何が正確な情報か、自力で判断することはまず無理です。だから、専門家が出した正確な情報を、それが正確な情報であると判断できる専門家の役割もとても大切になる、そう思います。
しかし、これは結局、素人は個々人が「この人が正確な情報を出している」「この人が正確な情報を紹介している」と自分の直感で判断するしかない。そう言っているのと同じだ、と自分でも思います。
とどのつまり「この人の言うことを信用しよう」と、それぞれがそれぞれに思うことにすると。
「誰が正確なことを言っている?」
もちろん、これは専門的な知識がない素人にとっても、長い年月が答えを出して解決することなんでしょう。
しかし問題にすべきは今。
だから今は「この人の言うことを信用しよう」とそれぞれがそれぞれに思うことにする。
で、僕が信用することにした人の意見をきき、判断した結果。それが、"怖がり所さえまちがえなければ、現実の福島は何の問題もなく暮らしていける環境だと思います"です。
ただし、真逆の判断をする素人も多いでしょう。素人にとっては、この問題は感性の問題になるのかも(笑)。
まあ、それぞれの話を聞いていれば、もう事故から一年以上ですし、それを聞いていれば、だいたいわかりそうなもんだ、と僕は思います。
しかし、それも僕の感性かもしれません。
ただし、最近は僕と同じ感性の人の声がめだってきたかな?という気もします。めだつ、ではなく、ふえた、なら、感性の問題ではないですね(笑)。
とはいっても、一度事故がおこってしまうと、(たとえば)実際にはどれだけ安全だとしても、結局は周囲の大勢の人達が生活を壊され、多大な苦難に直面することになる。
これは絶対に避けられないでしょう。原発というものの宿命かもしれません。
だから僕は素人考えで、原発は徐々になくなるほうにいくほうがいいな、と、思っています。
その後、8月2日から9月18日にかけて、そのときのことをツイッターに連載?しました。
※そもそも、"とりあえず"、核兵器などこの世にない、と、言い出すようになるとは思ってもいませんでした(おもえば遠くにきたもんだ・笑)。20211205。
2.一日目 8月 31, 2018
「よ、久しぶり!」「お、ようこそ福島へ。あれ?俺が東京に住んでた頃以来だから五年ぶり?ま、車乗りなよ」「あれ、ビートルズ聴いてんの?」「うん、やっぱりなんか聴いちゃうね」「俺もちょうどビートルズ聴きながら来たんだよ」「そうなの?何聴いてたの?」「アルバムだとリボルバーとマジカル、あとはワイルマイギターとかドライブマイカーとかちょこちょこっと。あ、最近はグッドナイトが妙に好きでよく聴くね」
「ホワイトアルバムが好きなんだっけ?」
「いや別にそーいうわけでも、で、今かかってるのはサージェントと、これ青盤か?」「うん、このへん、つうか中期ビートルズがやっぱり一番好きだね。で、福島はどこ行きたいの?」
「んーやっぱり海のほうだな?遠いの?」「いや、そうでもないよ、山道だけど。ただその道、放射線量結構高いから。ホットスポットあるし。こう山ぞいに風が原発のほうから流れてきちゃうんだよ」
「やっぱり普段から放射能は気になる?」
「んーでもねー段々慣れるっつうか麻痺してきちゃうとこもあるんだよね、別に大丈夫じゃないかって。よくないんだろうけどね。でも神経質になりすぎても生活できないしさ。こんだけ放射能が漏れた。まあ、まだ止まってないけどさ、その影響なんて誰にもわかるわけないんだよね。だってこんな事故今までなかったんだから。結局、俺ら自身の体で今後あきらかにするしかないんだよね。つうわけで海目指すよ、ホットスポット通るけどいいんだよね?」
「いいよ、でもさ、海ってよく行くの?」
「震災前はね。仙台か海か、このへんだと休みに遊びに行く場所なんて限られるしさ。でも、それからは一度も行ってない」
「知り合いの人とか、みんな無事だった?」
「いや、よく飯を食べに行ってたお店の人が消息不明。全くわからず。お店も自宅も海のすぐそばだったし。新聞にさ、身元不明者の情報、服装とか、凄く細かくのってるんだ。毎日、目をこらして読んでたよ。でも、そんな人多かったよ、俺だけじゃなく。とにかく何かわかれば。でもね、あの日は寒かったんだけどね、着ていた服装とか、すごく細かく書いてあって、それを読むだけでかわいそうになるよ」
「あのさ、しつこいけどさ、俺はいいんだけど(カーナビ見つつ)海に行くにはここ通るしかないんだ。(計画的避難区域と同じレベルだったかな)ここは放射能の溜まり場になってて今でも結構線量高いんだよ。あのクルっと回った円なんてあんまり関係ないからね、高いとこは高いよ、マジでいいの?」
「いいよ」
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「そういえばビートルズ再結成って話あるね」
「え!?そうなの!?最近うとくて・・・でもポールとリンゴだけでビートルズかぁ」
「じゃあ再結成しても観たくないか?」「むちゃ観たいよ」
「何だよ、あ、このへんだね、ホットスポットは」「ここ?」「うん」「全くわかんないね」「そりゃそうだよ、放射能目に見えないし。でもね、公表されてるホットスポットは数ヵ所だけどさ、実際は福島市内とかも含めてもっとあるよ、俺ん家とかね(笑)」
「何?やっぱりそれは自主的に調べてわかったの?」「ま、俺もそうだけどさ、自分の命が危険にさらされりゃ、そりゃ誰だって真剣に調べるでしょ」
「このあたりに住んでる人はみんな避難されてるの?」「のはずだよ、でもさ最近は避難した家を狙った空き巣がふえてるんだ。そうじゃなくてもさ、家とか土地とか財産全部を放射能に汚染されてさ、へたすりゃ全部駄目になっちゃうんだよ」
「除染とか・・・」「できればいいんだけどね」
「ん、ちょっと待って。空き巣ってさ、高濃度に汚染された盗品がどこかに流出してるかもってことか?」「物盗りは金になれば放射能は関係ないからね」「うーん大丈夫と思いたいね。そんなに空き巣増えてるの?」「ニュースになる程度にね」
「でも、やっぱり道路工事そこここでやってるね」
「道路はずいぶん綺麗になったよ。震災直後はどこも酷かったけど。で、このままいくと六号線てのにぶつかるんだ。右に曲がると原発に向かうんだけどさ、その六号線てのがラインなんだ。そこを挟んで向こうとこっちで津波の被害がまったく違って。もちろん場所にもよるんだけどさ、そこ越えたり・・・。このへんに友達が住んでるんだけど、六号線のすぐこちら側にパチンコ屋があって、もちろん最初は営業なんてできなかったけど、当然再開するじゃん、仕事なんだから。で、再開てなったらさ、そりゃ人来るでしょ。六号線を挟んで、開店前の店の前には行列ができててさ、こっちには普通の生活があって。なんか残酷だったって。誰がってわけじゃなく。そういう状況が」
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車の残骸などがあちらこちらに点在していましたが、瓦礫などはかなり片付けられていました。この町によく遊びに来ていたという友人は、車を走らせながら「自分が今どこを走っているのかわからない」と言いました。
「あのあたりにそのお店があった」
海まで何もありませんでした。松でしょうか?海沿いに何本かたっているのが遠望できました。ひしゃげた信号機を見て、少なくともあんな高さまで水が来たんだと思いました。
海水浴場に行くと海は穏やかでした。
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「でもあれだね、このあたりはまだ道路通行止めって多いんだね」「え?ああ、あの看板?あれ違うよ、震災直後に道路を通行止めにして、そのままなんだよ」「え?そうなの?」「だって普通に車通ってるじゃん、看板よけながら」「あ、ほんとだ」
「雨降ってきたな。もう被災地はいいでしょ、車でウロウロするのはいい気分しないよ。とりあえず仙台に行くってことで」「遠いの?」「このまま六号線北上して四号線に入って二時間ぐらいだな?」
「仙台も地震の被害は」
「うん、俺は地震の時仙台市内にいたんだけど、もうわけわからなかったよ。本震だけじゃなくて余震もでかいのが次々とおこってさ。でも地震ですぐに仙台の街全体が停電になっちゃったけど、俺が停めてた駐車場のゲートが手動で開くとこでラッキーだったよ。それで身動き取れなくなった人も結構多かったからね。で、急いで福島帰ろうとしたんだけど、道路も被害うけてるし、大渋滞だし、でかい余震は続くし、家族に連絡しようとしても電話は通じないし、ホントに何が何やら、仙台空港に向かう道には凄い数の警官がいるしさ。とんでもないことになってる、てことはわかったけど」
「仙台は津波の被害も」「うん、すぐそこまで被害にあってるよ」「そういうのって」「わかんないよ、市内も地震直後は混乱しまくってたし、少なくとも俺はわからなかった」「じゃあ、もう本当にわけもわからないうちに津波に巻き込まれた人も沢山いたんだろうね」
「俺がね、福島に帰ろうと、この辺りに来たときはもう夜だったんだ。真っ暗。車のライトぐらいでさ。でも友達がまだ明るい時間にこの道を通ったんだ、そうしたらたくさんの人がね。俺は通るのが夜になってよかったかもしれない。ところで、お前生まれ長崎じゃなかったっけ?」「うん、長崎市じゃないけど」
「原爆」「うん」「差別とか、今もさ」「聞いたことある?昔のことは俺も知らないけど、今の話として」「ないけど」「ないよ。まったくない」
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「今日は車降りると雨止んで乗ると降るな、逆じゃなくてよかった。でも仙台、地震直後の話聞いてたからもっと被害が残っていると思ってたよ」「この辺は中心地だからね、復興は早かったよ。それに日本の建物は基本地震には強かったんじゃない?」
「あれは?」「あれは七夕祭りの準備だね。駅ビルの地下にレストラン街あるからさ、何か食べようよ」
「ここでいい?」「いいよ。あ、ビートルズかかってる。しかも中期。誰もかれもがビートルズ。あれかね、その再結成てので皆思わず・・・な、わけないな(笑)」「うん、当然好きで聴いてるんじゃない?まあこれは店のBGMだけど」「そりゃそうだね。あ、そういえばツイッターでさ」「あれ?ツイッターやってんの?」「うん、んでさ、俺は基本フォローしてる人のツイートを読むくらいなんだけどさ、そこに、リツイートでだったか、"音楽に疲れたらビートルズを聴く"、てのがあってさ、我々は疲れているのだろうか?」「疲れているだろ」「そりゃそうだ(笑)」
「あ、お前YouTube消した?何か自作の曲アップしてるとか言ってたじゃん。ないぞ」「あれ移動したんだ。東京帰ったらアドレスメールするよ。ま、別に新しい曲アップしたわけでもないから無理して聴かんでもいいけど」
「で、アップして何か世間的に反応あったの?」「海外から小反響があったよ、ほぼスパムだけど。でも本当に気に入ってくれた人もいたみたい」
「でさ、帰りのことなんだけど・・・高速で帰ろうと思うんだけど、福島県民は被災証明書を提示すれば高速料金無料なんだ、だからみんな高速を利用して逆に渋滞してる可能性が」
「平日だし、時間的に大丈夫じゃない?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「スムーズに流れてんじゃん」「だね。でもね、この高速道路も地震で被害受けたんだけど、この道路が文字通り震災直後の福島の生命線だったんだ。この道を運ばれてくる物資で生きのびた、みたいな。もちろん今でもだけど」
「やっぱり電気とかライフラインは全部駄目だったの?」「場所によって違いはあると思うけど、俺んとこは復旧まで電気三日、水道一週間、ガソリン一ヶ月てとこだな?その日もやっとこさ家に帰り着いて、ロウソクの灯で生活するのはまだよくて、水がとにかく貴重で一週間手も洗えなかったのがきつかったね。とりあえずホテルに送ってくからさ、で、近くによくいく居酒屋があるからそこで飲もうよ。車は代行頼むから」
「そのへんだとやっぱりある程度線量高い?」
「基本的に水素爆発前の三十倍ぐらいだと思うけど、今、俺が頭で計算してみてだけど。もちろん溜まっちゃうとこはもっと高いと思うよ。だからさ、風通しがいい場所で放射線量計ってもあんま意味ない気するんだよ。もう地べたの風通しが悪そうな場所で計んないと。そういうとこが高いんだから」
「テレビとかで今日の放射線量とか細かくやるわけ?」「細かくはないね、かなり大まかだよ、細かくは町内会の回覧板とかでやるしかないみたい」
「で、自分で家の線量計ったんだ?」「うん、検査するやつ人に借りてね。あれ結構値段高いんだよ。で、45マイクロシーベルト」
「計り間違いじゃないの?」「だって数値で出るんだよ。体温計みたいなもんだよ。つうても本当に庭のごく一部、吹き溜まりみたいなとこがピンポイントで高くなっているんだけど。ま、そのピンポイントが庭に何カ所かあるんだけどさ。でもそれ以外は本当にそこまででもないんだよ。家の中は線量ガクッとさがって0.2マイクロシーベルト位。外は呼吸してるレベルでそれの約6倍ぐらい。まあ、あくまで俺の生活環境レベルの話だけどね」
「除染は?」「現実問題、自分らでやるのは厳しいよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ、彼、俺の昔からの友達で東京から来てくれたんですよ。一緒に相馬まで行ってきたんです」
「ボランティアで来られたんですか?」「いえ、遊びに・・・何か失礼な言い方ですけど」
「いいえ、よく見ていって下さいね。今着ているこのTシャツ(後ろに“がんばろう福島”だったかな?)もチャリティで買ったんですよ」
「このお店は地震大丈夫だったんですか?」「いえ、もう大変でしたよ。その時はとてもまた営業できるようになるとは思いませんでした。でもみんなが協力してくれて」
「助け合いですよね」「困った時はお互い様ですからね」「がんばりましょう。ほら、福島東北人はあったかいんだよ(笑)」
「おい、何食べる?」「牛タン食ってからたいして時間たってないが、あ、壁、ちょっとヒビ入ってる、つうても表面の塗装が剥げちゃってるだけか、シシャモある?」
「そういえばさ、俺、地震の時、仙台市内のビルの七階にいたんだけどさ、もうすごい揺れで、電気は切れるは、天井は落ちるわ、でも、ほら、少し前に結構でかい地震あったじゃん。俺、最初、あれの余震だと思ったんだよ。で、近くにいた人にそれを言うと、"まったく揺れが違います、駄目だ!"てその人叫んでさ。瞬間死を意識したよ。おばあさんが座って数珠だして祈りを始めるし。で、揺れも随分長かったけど、ようやくおさまって、外に出ると、ガラスは散乱してるわ、路上にうずくまって泣き叫ぶ人はいるわ、これは現実か?と。でも、思うんだけどさ、どの建物も中は結構ひどかったと思うんだ。でも建物自体はあの地震をはね返したからね。日本の今の耐震技術は凄いよ」
「仙台、街に活気あったね」
「うん、復興に向けてね。福島はさ、どうしても原発の問題があるから、先が見えないんだよ。俺はまだいいよ、仕事も問題ないし、逆に忙しくなったぐらいだし。でもほとんどの人はさ、先が見えないんだよ。とにかく原発の事故を何とかして欲しいよ。放射能漏れ続けて復興できるかよ。でも怖いのはこれからだよ。まだ心に残っている希望が完全に壊れた時が。自殺する人も増えてるんだ。生きるすべを全部奪われたら死ぬしかない。だから国とかさ、無責任にできもしないことだけは言って欲しくないよ。眉唾だと思っても、もうそこに希望を持つ、持たざる得ない人が沢山いるんだよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ありがとうございました」「がんばって下さい」
「な、もうちょい飲もうぜ」「いいけど、外あんまり人歩いてないね」
「田舎の平日の夜だぜ、こんなもんだろ」「そうだね」
「んじゃ、そこに飲み屋あるからさ、そこ行こうぜ」「ああ、いいよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「最後の焼きそばはいらなかったんじゃないか?」
「かもしれん」
「あのさ、たとえばさ、あの側溝のとことか放射線量高かったりするの?」「計ったわけじゃないからあれだけど、可能性はあるね。ああいうとこに溜まるからね」
「でもいいとこだね」「いいとこだよ。あ、このお店のお菓子凄くおいしいんだよ」「ほー何か有名なの?」「ここさ、俺が生まれた町なんだ。小学校入ったぐらいまでここにいた」「そうなんだ。あれ?あっちの空だけ異様に明るいね」「ああ原発のほうだね」「へーやっぱり昼夜たがわずの作業か?」「いや、さすがに違うだろ。別の光だよ」「でもさ、もしかしたらさ、微量の放射線は体にいいって話あるじゃん。何十年かしたら福島だけ異様に長寿になってるかもしれないよ。長生きしたけりゃ福島にいけ!って世界中の人が我も我もと福島を訪れる。福島大人気になってるかもしれないよ。て、俺も無責任なこと言ってるな」
「お前は国じゃないからいいだろ」「だな」
「しかし今日は早朝からひたすら移動し続けたから結構きてるな。明日はどうする?」「まあ何か考えとくよ。じゃあ俺は運転代行呼んで帰るから」
「おう、今日はありがとう」
※この友人の発言、数字とかやたら細かく、不自然かもしれませんが、本当にこういう計算がパッとできるやつです。おれはあとでメールで確認しましたけど。ちなみにおれのほうが少し年上なので、実際の口調はおれのほうがちょっと威張り気味かもしれません。そうでもないか(笑)?
もひとつちなみに、彼の従姉妹は、奥さん?楽天の三木谷さん(お金の管理にうるさいそうです。当然ですね。)のどうやら文字通りの参謀で、90年代中ごろ、「おれの従姉妹が友人たちと会社を立ち上げたので、そこでバイトをする」と。で、「とてもついていけん」と言ってましたがどうだろう(笑)。そうそう立ち上げ当初、おれを音楽家として売り込んでくれたんだ(笑)。おれの行動力の欠如。まだ楽天になる前の話です。で、仙台への車中、「三木谷さんは、もちろん東北全部を支援したいけど、残念だが私達の現在の力でそれは無理だ。だから宮城、仙台を中心とした地域の復興に全力を尽くす、と言ってる(友人同士の会話です)みたいだよ。」と(※スーツとか着てるので"どうしたの?"と聞くと"従姉妹に誘われたので今からヒルズに飯食いに行く"みたいなことはたまにありました、余計なお世話ですが・笑・20211205)。
500億円。「やっぱり有難いよ」と、同じ仙台への車中で、孫正義さんの寄付にも感謝していました。
この時、「また頑張って働けばいいや」と、孫さんが仰られていたのは、おれも、おぼえてます。
で、おれの友達は当然福島市民です。
20180831。
3.二日目 8月 31, 2018
さて、ラジオ。
高校野球福島予選準決勝。郡山の球場で、昨日の雨をうけての再試合と。
やっぱり昨日はかなり雨降ったんだ。
今日も局地的な大雨が予想されると。
ま、局地的つうてんだから、そこにぶちあたらないことを期待しよう。
んでは出かけますかね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ来てない、時間ちょっと早いな。
何週間かぶりの休みをわざわざとってもらって悪いんだけど。
しかし暑いね福島。
んーでも昨日のお店の人。
避難所や仮設住宅でこれから必要になる物資のことをかなり詳しく話してくれたけど、こっちから話をふらなかったらそんな話たぶん自分からはしなかっただろうな。
みんな個々で当たり前に自分が出来ることをやってるんだろうな。
あ、来た。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「で、4時過ぎぐらいに郡山にいたいと」
「できればね」
「つうわけでだ、福島市の西にさ、磐梯吾妻スカイラインつう紅葉がきれいな、まあ夏もこれからだけど、そういう有料道路があるんだけど、今無料開放されてるんだ。そこ通って猪苗代湖に行って、ぐるっとまわって郡山に行けばちょうどいい時間になると思うんだ。」
「んじゃ、それで」
「でもさ、最初に原発の事故を知った時はどう思ったの?」
「それどころじゃなかったよ」
「ん?」
「だってさ、ライフラインが全部駄目で食べるものもないんだよ。今日明日を生きることで精一杯だったから原発の事故を気にする余裕なんてなかったよ。あくまで俺の場合は、だけどね。そーいえばさ、地震の時お前はどうだったの?東京も地震すごかったんでしょ?」
「ま、こっちと比べりゃとは思うけど、無茶苦茶怖かったよ。さすがにあんな揺れは体験したことなかったし。あ、そうだ、その直前なんだけどね、俺が住んでるアパート、外に共同の洗濯機とランドリーがあるのね。ちょうどその時洗濯しててさ、両手ふさがってめんどくさいから扉のロックをわざと出して、半開きじゃないけど引っ掛ける状態にしてたのね。足とかで開けられるように」
「そしたらいきなり何処からかドリルで穴開けてるような振動音がし始めてさ、最初どこで音が鳴っているのかわからなかったんだ。で、これ、この扉が鳴っているんだ、と、気づいたけど、もちろん何で鳴っているのかもわからなくて」
「で、しばらくするとその鳴りもおさまったからさ、不思議だなと思いつつも、まあいいかと扉をしめて、そしたらしばらくすると揺れがはじまってさ。まあそのうちおさまるだろうと思ったけど、おさまらないどころか、どんどん揺れがひどくなっちゃって、あわてて外に出たら、もう周りの建物があきらかに揺れてるし。コレハヤバイと声にだしていっちゃったよ」
「で、その夜が、川越街道も凄い渋滞。歩行者の列もとぎれない。レンタカー屋も長蛇の列でさ。後で聞いたら、20~30キロ歩いて帰ってきたってザラみたい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あんまり車走ってないな、無料なのにな」
「まあ平日だし」
「でもここは観光地なんだよ。でだな、ここをもう少しいくと、つばくろ谷という、紅葉が非常に美しい、まあ夏もこれからだけど」
「それもあるんじゃない?」
「まあ観光シーズンではないけどさ・・・で、んな風光明媚な場所があるからさ、ちょっとそこに寄ろうよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おお、すげー、つうか、こえー、この谷の深さってどれぐらい?百メートルぐらい?もっと?つうか、目測ってなにげにあんまりあてにならなくない?んー確かに紅葉の時に来たらさらによさそー、でもさーああいうとこにあんなデカイ橋架けるんだから凄いねー。ちょい橋から下の写真撮ってくるー」
「なに橋の上をあっちこっちとフラフラ徘徊してんだよ、あらぬ誤解を受けるんじゃないかと心配したじゃないか。まあ、物凄いへっぴり腰で手だけ伸ばして下の写真撮ってる姿見て、ああ、大丈夫だと思ったけどな。で、撮れたの?」
「うん、欄干がばっちし」
「でさ、この道ちょうどのぼりきったあたりに浄土平という、あ、ここらあたり熊でるから」
「え!熊出んの?」
「普通に出るよ。で、浄土平という場所があってだな、そこは火山性のガスが発生してるせいで樹木が生きていけないんだ」
「ほー」
「結構幻想的な風景だよ。そこにレストランあるからさ、そこで飯食おうよ」
「ホントだ、危険!火山性ガス発生!みたいな看板もたくさんあるし、風景一変、荒涼としてきたな」
「うん、ここで窓あけるとガスで危険だよ。で、もうちょいで着くから」
「何か見るトコあるの?」
「吾妻小富士つうて、富士山のミニチュアみたいな山に登れるよ」
「うん、ここで窓あけるとガスで危険だよ。で、もうちょいで着くから」
「何か見るトコあるの?」
「吾妻小富士つうて、富士山のミニチュアみたいな山に登れるよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「この駐車場も無料か、ホントにどこも無料なんだな。それなりに車はとまってる、ん、やっぱり福島ナンバーが多いか?つうても県外もちらほら、まあ、どこも割合的にはこんなもんか?でも、このスカイラインが現在無料とか県外の人に知られているのかね?」
「どうだろう、で、どうする?」
「とりあえず登ろうよ、あれでしょ」
「こうして見ると隕石でも落下したみたいだけど、これってもともとは火口?」
「だろ、よく知らないけど。あっちの山はまだ噴煙あげてるし」
「でも昔の人の浄土のイメージってこんなんなのか?浄土って極楽でしょ?ここはどちらかと言えば賽の河原のような」
「このあたりだけじゃないからさ。湿原があったり、五色沼って不思議な沼があったり、浄土平は自然ゆたかでね。あとはまあ、ここから見る紅葉がホントにきれい。まあまだ夏もこれからだけどだ(笑)」
「秋にもう一度来い、と」
「ところで何でそんなへっぴり腰で写真撮ってんの?もっと近づいて撮れば?」
「いや、落ちたら」
「大丈夫、落ちねえよ」
「いや、わからん」
「つうか落ちたってそのへんにひっかかるって」
「いや、ひっかからんかったらどうする」
「これふちにそってぐるっと一周できるけど、どうする?」
「いや、飯食おう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「何でかしらんが、いつもここにくるとソースカツ丼食べちゃうんだよ」
「ほーじゃあ俺もそれにするか、でも今んとこ雨降らんでよかったね」
「何か降りそうではあるんだけどね、後はここ反対方向に下っていけば猪苗代に出るから」
「しかし昨日から考えると福島ってデカイね、九州なら何県突き抜けてるんだか、てな距離走ってるよ。まあ九州の上の方の話だけど。ところで猪苗代って、会津とかにも行けるの?」
「4時前後に郡山にいたいんでしょ?会津はちょっと遠いな」
「遠いかい?」
「うん、でもこないだ会津遊びに行ったんだけどさ、まあ閑散として閑古鳥鳴いてた。観光客いなかったよ。会津は放射能関係ないんだけどね。少なくとも関東とかとたいしてかわらないよ」
「放射線量の高低てさ、山とかも関係する?」
「んーどうだろう、関係ないことはないだろうけど、やっぱり風と雨じゃない?水素爆発の時に大気中にばらまかれた放射能が風で運ばれて、雨で地面に落ちて、低いところに水たまりとしてたまって、それを土が吸収してしまったってのがほとんどだと思うけど。じゃ、行くかい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ、猿」
「え、猿?」
「ほら、猿」
「ほんとだ猿」
「ん、あそこにも猿」
「あれ?あれも猿?うわ、猿。猿。猿。すげーいる。顔赤」
「え、でもなんで猿」
「猿だから猿だろ」
「いや、何でこんなところに猿?」
「だってここ熊でるんでしょ?猿がでてもおかしくは」
「熊はでるよ、でも猿がでるなんて聞いたことないよ」
「熊の方がでられても困ると思うけど」
「大丈夫だよ、よっぽど腹減ってないと人間なんて襲わないよ。しかし猿がこんなところにいるか?」
「あれじゃない?車の交通量が減って猿が進出してきたとか」
「いや、そもそもここ猿がいるには標高高すぎだろ。上に行くにしたがって餌少なくなるんだからさ」
「ほーなるほど」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「もう少し行けば猪苗代湖見えてくるから」
「あれ?今止まってたの石川県警のパトカーだったよ」
「ああ、応援で来てくれてるんだよ。震災直後はもっと多かったけど、今でも原発の避難区域の警備で県内の警察は人手不足なんだと思うよ」
「しかし、福島はどこに行っても田園風景だね」
「米どころだからね、みんな夜明け前から大切に育ててるんだ。お、ほら、目の前、あれ猪苗代湖だよ。で、会津はあの山の向こう」
「また山越えるのか、やっぱり福島はでかいな」
「ちょっと猪苗代湖畔を走るか?」
「ぐるっと一周とか」
「無理だよ、猪苗代湖でけえぞ」
「このへんヘビでるから、って、ヘビじゃねえか」
「うわマジだ、おいおい」
「あとマムシもでるから気をつけろ。でも水は温かいな、これ泳げるよ」
「うわマジだ、おいおい」
「あとマムシもでるから気をつけろ。でも水は温かいな、これ泳げるよ」
「何か遠浅な感じでよさげだね」
「いや、いきなりストンと深くなったりするんで、指定された場所以外で泳ぐのは結構危険だよ。あ、ヒグラシ鳴いてんな」
「これヒグラシって言うんだ?」
「うん、秋のセミなんだけど、このへんは涼しいからね」
「ふーん、東京はさ、7月も終わろうつうのにセミ鳴いてないんだよ、蚊もあんまりいない。しかし、いいとこだね、福島」
「いいとこだよ。でもね、やっぱり考えるよ、もう一度原発で爆発があったらどうしようって。俺は福島好きだからさ、ここで頑張る、放射能なんかに負けねえって、そう思うけどさ。でも、もし、また、あの水素爆発みたいなことがあったらさ、それでもそう言えるのか、やっぱり考えるよ。もちろんわかるよ、そのおかげで現在こんなに快適で豊かな生活ができてるって。それはわかる。」
「だから俺はさ、あの福島の原発を世界遺産に登録してほしいよ(笑)豊かで便利な生活を追求した結果、人間はこんなことをやらかしちゃいましたって、世界遺産に登録して永遠に後世に残してさ。だってこんなこと一度で十分すぎるだろ。そこは肝に銘じた上でさ、快適で豊かな生活を追求してほしいよ」
「さて、もうちょい時間あるな。ここに来る途中に野口英世記念館てのがあったじゃん、ちょいあそこによろうよ。それでいい時間だよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
え?これ野口英世の生家?移築とか再現とかでなくここがそうなの?
んで、あれが、あの有名な囲炉裏?
んで、あれが、あの有名な囲炉裏?
ほー、いやね、ま、そんなにね、野口英世のイメージてもともとないんだけどね。
もっと、なんつうかね、雪深い山奥の小さな家を想像してたんだけどね。
まさか猪苗代湖畔のこんな開放的な場所にあるなんてね。
もっと、なんつうかね、雪深い山奥の小さな家を想像してたんだけどね。
まさか猪苗代湖畔のこんな開放的な場所にあるなんてね。
まあ、もちろん、来た時の季節とか天候とか時代によってイメージなんて変わるもんなんだろうけどね。
しかし、ずいぶん明るい感じがするところじゃないか。
しかも思ったよりも家でかいし。
しかし、ずいぶん明るい感じがするところじゃないか。
しかも思ったよりも家でかいし。
ん、ここに書いてあるか?
この家屋はだいたい二百年前の江戸時代につくられた、ほー。
でも、これが、当時のこのあたりの農家の一般的な大きさ?
柱とか梁とか随分太いけど。
この家屋はだいたい二百年前の江戸時代につくられた、ほー。
でも、これが、当時のこのあたりの農家の一般的な大きさ?
柱とか梁とか随分太いけど。
「このくらいの大きさの家じゃないと冬の積雪にたえられないの?」
「どうだろう?でも、俺らが今越えてきた山の向こうの福島市とかはそうでもないけど、このあたりは確かに雪結構積もるよ」
「どうだろう?でも、俺らが今越えてきた山の向こうの福島市とかはそうでもないけど、このあたりは確かに雪結構積もるよ」
「え?福島の中だけでも気候ってそんなに違うの?」
「かなり違うよ、福島市なんてたいして雪つもんないよ。でもこのへんは豪雪地帯だと思う、だからこのへんの民家って雪が屋根の上に積もらないように三角形、すごい急勾配になってんだよ」
「そうなんだ」
「車で走ってれば普通に見れるよ」
「でも、この野口さん紹介のビデオ、随分と、これから、ってところで終わらない?」
「ここから成し遂げた業績は展示室で観てくれってことじゃない?」
で、野口英世さんの生家横の記念館展示室に設置されている、ボタンを押すと身振り手振りでいろいろなことを説明をしてくれる、妙にリアルでちょっと怖い野口英世ロボット。
「なあ、ここ押すと、野口さん何か毎回違う人生のアドバイスをしてくれるらしいぞ」
「マジですか。んでは早速ポチッとなと」
「ありがとうございました、肝に銘じます(笑)」
(内容はすっかり忘れました・笑)
「んで、どうする、そこでラーメンでも食う?」
「まだ入らんよ」
「んじゃ、郡山に向かうか?今から向かえばちょうど4時前後に着くよ」
「そうしよう、でも結局雨降らんでよかったね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ここが郡山開成山公園。ここ野球場ある?」
「あるよ、何で?」
「いや、朝のラジオでここで甲子園の予選の準決勝がおこなわれてるって、まあ、もう試合終ってるだろうけど、でも二日間どうもありがとう」
「おう、気をつけて」
「またね」
わ、雨むちゃ降ってる。な、快速な帰り道でした。
追記:現在の(2013/11/06)記憶たよりで書くので、不正確さは増しますが、そういえば「この時、車のありがたさが本当によくわかった」と友達が言っていたのを思い出しました。
この日は寒く電気も止まっていたけど、車で暖がとれた。
またカーナビでテレビが見れたので、それで詳しい状況が理解できた。
津波のことは、それで初めてわかった。
そのような話だったと思います。
ラジオ、テレビなら車で早い段階で聴けた、見れた、と思いますが、そこらへんの僕の記憶はぼんやりです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
で、福島から東京にもどった後、「浄土平って結局なんじゃ?」と、図書館で本を借り、読み、書き、で、引き続きツイッターで書き続けました。
内容的には浄土平から泥縄に展開し、途中で終ってます。
内容的には浄土平から泥縄に展開し、途中で終ってます。
※で、俺の表現ですよ、この時、南相馬?市役所に勤める、遺体処理に携わった彼の友人のことも聞きましたが、俺がomitしました。今はよくおぼえていません。20200710。
we are amaterasu kingdom dimensionsXXXIV。12月 05, 2021
カメラの角度から、少なくとも当初は、北北東?日本に軸があるとして、1時ちょいの方向に流れてる気もするけど。
"福島第一原発爆発と定点カメラ"
風向きもだけど、この爆発でその破壊はいいの?を追加。
QUEST7 マルタ島の女神 / 福島の真実〈1〉11月 02, 2018
Fukushima will my best 9月 19, 2018
Thursday, 23 August 2012
0:Prologue
Hello.
My name is hiroki shibayama.
I live in japan.
First、I can't speak english.
I therefore can't write english.
This blog is translated from Japanese to English by using the Google translation.
Accordingly、this may be little strange sentence.
Please read on the basis of it.
・・・・・・・
Early summer of last year、I went to visit a friend in Fukushima.
Fukushima is located in the northeast of Japan.
One night and two days.
That was the first time visit to Fukushima to me.
After get back from fukusima、I wrote many short sentences on the basis of my memory of conversation with friend.
And was recently summarized in the blog.
By the way I wrote this sentences while checking on e-mail to a friend.
Because this is my memory,not my record.
(I wasn’t taking notes in travel)
But my friend is ordinary person who isn't expert.
Above all Japan had after four months from big earthquake at that time.
Japan was still confused in all respects.
Therefore this content may be inaccurate.
Please read on the assumption of that conditions.
Of course、the responsibility of all content are to me.
Once again.
This isn't exact record of my fukushima travel.
This is only memories of my fukushima travel.
Please read on the basis of it.
Saturday, 25 August 2012
1: The Beatles
(In Fukushima Station)
Well、my friend should have come to pick me by car.
Oh、there.
・・・・・・・・・
i: Long time no see !
Thanks for waiting for me today.
f: Welcome to Fukushima.
Have passed five years from last met?
i: Maybe.
Time flies.
...Hey ! Are you listening to the Beatles now?
f: Yeah、recently I listen well the Beatles.
So I listend to the Beatles while driving to here.
i: Really?
I also have been listening to the Beatles on the train.
f: What album of the Beatles have you been listening?
i: Revolver、Magical Mystery…
In the song、Drive My Car、While My Guitar…
Oh yeah、especially recent I like Goodnight of the Beatles song.
And now flowing song in your car is Sgt. Pepper's.
This is 1967-1970 of the Beatles album?
f: Yeah.
Especially recent I like medium term of the Beatles.
Well、where you want to go of Fukushima?
i: I want to go to the sea first.
Distant?
f: Not distant.
But there is one problem.
i: What?
(While looking at the car navigation.)
f: When go to the sea、we must pass through this mountain road.
Of course、there is no problem if it's just.
But this area is comparatively high radiation dose.
Because flows from the wind along the road from nuclear power plants.
i: This area is off-limits?
f: No.
We can pass through there.
i: If that's the case、there is no problem.
Radioactivity is still anxious?
f: Now I am not anxious so much.
If become very anxious、I can not be live as usual.
Of course、excessive optimism is not good.
Above all、the accident of nuclear power plants is not over.
It is understand.
Well、let's go to the sea.
OK?
i: OK.
f: Through the area that is comparatively high radiation dose.
OK?
i: Why not.
Sunday, 26 August 2012
2: to the sea
i: Sea、you often go?
f: Not even once.
i: What?
f: From the earthquake、I don't go there even once.
Of course before that I went the sea well.
Because、in the countryside as Fukushima had limited the place to go on holiday.
i: Your friends were safe everyone?
f: There was restaurant near the sea、I often went there.
Tsunami after earthquake.
A woman who had been working in there was missing.
Also her home was near the sea.
Her clue had nothing.
・・・・・・・・・
f: Unidentified peoples information had been written everyday on the newspaper.
It was very detailed.
"May find something."
I was reading it everyday desperately.
Not just me.
"May find something"
Everyone was reading everyday desperately.
I remember well.
That day was very cold.
The clothing of unidentified people was also written in detail.
I think it would was cold so.
Monday, 27 August 2012
3: quiet
f: The place of comparatively high radiation dose is around here.
i: Here?
f: Yes.
i: If you don't say so、I don't notice it at all.
f: Hey、this place have been published.
But there is more the places of comparatively high radiation dose in fact.
i: Really?
For example?
f: Part of garden of my house.(lol)
There is point of comparatively high radiation dose there.
i: Did you measure on yourself?
f: Not just me、life itself is at risk.
In that case everyone will measure seriously.
i: People who live in this area will have been evacuation?
f: I think so.
But there is problem.
Sneak thief has been increasing recently to a place like this.
Of course their target is house of after evacuation.
Even if it is not so、evacuated person's property may become all useless by the nuclear power plant accident.
i:Decontamination…
f: I hope that is possible.
・・・・・・・・・
f: When we go this road、intersects with Route 6 of parallel to the sea.
If turn to the right on Route 6、we can go to the nuclear power plant.
Of course can't go there in fact.
And This Route 6 was boundary line of tsunami damage.
Sea side area across the Route 6 had extensive damage.
Well、arrive soon.
・・・・・・・・・
There was nothing.
"I don't know where driving now"
This place is in places such as came to every holiday.
In such a place、my friend said so many times.
The Sea was quiet.
4: going north
i: Four months from the earthquake.
This road still closed.
f: Oh、that warning?
No problem.
We can ignore it.
i: Really?
f: Look that car.
That car is driving on this road while avoiding the warning signs.
i: I see.
f: After the earthquake、this road became closed immediately.
And as it is.
It can not be helped because had extensive damage by earthquake.
Maybe there would be the priority there.
・・・・・・・・・
f: Rain has been falling.
Let's go to a different place.
Above all、I don't like that wandering around the disaster area.
Go to Sendai city?
i: Sendai city is distant from here?
f: Go north along Route 6 and merge onto Route 4.
This drive will takes about two hours.
Is that Ok?
i: Ok.
By the way、Sendai city also had extensive damage?
f: Yes.
When I just was in Sendai city、the earthquake had.
At first、I could not understand what had happened.
The entire city of Sendai had became a power outage immediately by the earthquake.
I was only lucky that gate of my car’s parking lot was able to opened manually.
I tried to go home of Fukushima city in a hurry.
But the road had extensive damage.
Major traffic jam.
Huge aftershocks continue.
Stoppage of telephone communication.
I did not know that reason at that time.
The road to Sendai airport there were a lot of police officers.
I could not understand the situation completely.
・・・・・・・・・
i: Also Sendai city had damage of the tsunami?
f: Yes.
Tsunami had been came close to center of sendai city.
i: You knew that the tsunami had came at that time?
f: I didn't know at all.
Because Sendai city situation was extreme confusion.
At least I didn't know at all.
5: I 'm so tired
f: You were born in Nagasaki、right?
i: Yes.
But、why?
f: The atomic bomb of Nagasaki.
i: What?
f: There is discrimination even now?
i: Have you heard discrimination about it?
f: I never heard of it.
i: Me too.
・・・・・・・・・
i: Well、Sendai city is as usual than I thought.
f: Reconstruction was quicker because this area is center of Sendai city.
Above all、Japan's current building seismic resistance may high.
The building itself withstood the huge earthquake.
Japan has many earthquake that is not in vain.
Hey、aren't you hungry?
Wanna get something to eat in Sendai station?
i: Yeah.
・・・・・・・・・
f: Is good here?
i: Yes.
Oh、this Restaurant’s BGM is the Beatles.
Everyone has listen the Beatles.(lol)
…on Twitter.
f: What?
i: "When I tired of listen to music、I listen to the Beatles."
I saw a tweet like that.
We are tired?
f: Of course.(lol)
By the way、highway will be free now.
Because I have a certificate disaster.
So go back to Fukushima on the highway.
Any thoughts?
i: Right.
Because I'm tired little.(lol)
Tuesday, 28 August 2012
6: my living environment
i: This highway is still doing repair work.
f: Yeah.
This highway had heavy damage after immediately earthquake
However this highway was only lifeblood of Fukushima.
Fukushima survived by relief goods that was transported in this highway.
Of course、even now.
i: Lifeline was all useless?
f: My house?
i: Yes.
f: I think that was different on the locations.
My house case in Fukushima city、electricity is three days、water is one week、gasoline is one month.
My family had live in the light of the candle.
But it was still better、we could not wash our hands a one week because water was very precious.
f: Soon get to hotel、there is my familiar tavern there.
Do you wanna go for a drink?
This car will ask the chauffeur service.
i: Why not?
By the way、that area is some extent high radiation dose?
f: By my mental arithmetic、about thirty times of before hydrogen explosion of nuclear power plants.
i: For example television of fukushima is announce in detail the radiation dose of the day?
f: Detail is not.
More details must be announce on circular notice of the town.
i: Radiation dose of your house was measured yourself?
f: I borrowed equipment to be examined radiation dose.
Because it is fairly high price.
Result、most high radiation dose was 45 micro sievert in pin point of the garden.
But、except it isn't high radiation dose.
Into my house is low radiation dose.
It is 0.2 micro sievert.
And radiation dose of outside my house is about 1.2 micro sievert.
Of course、on the level of my living environment.
Well、arrive soon.
7: Fukushima will our best
f: He is my old friend came from Tokyo.
she: Did you come to a volunteer of the affected areas?
i: No、I think this word will rude maybe、but I came on tourism only.
s: That does not matter.
Please go look at the current state of the Fukushima.
Oh yeah、I'm wearing T-shirts that was bought at charity event.
(Fukushima will our best.)
i: This tavern was okay?
s: No、there was heavy damage.
I didn't think this tavern can open again at that time.
But、this tavern had open again with the cooperation of a lot of people.
f: Is natural that help each other on difficult times.
Will our best !(lol)
s: Yes.
・・・・・・・・・
f: The event of an earthquake、I was in the 7th floor of a building in Sendai city.
In a terrible shaking、power outage、the ceiling fall.
Do you remember?
Little before this huge earthquake、was earthquake done.
First I thought this is the aftershock of it.
I said so to person who were near at that time.
"Shaking of earthquake quite different、I must die !"
But he screamed so.
I had aware of the death when heard it.
And I went outside after the shaking finally subsided.
Debris of Glass... they're scattered.
Screaming lady on the road.
I thought ”this is a reality...?"
・・・・・・・・・
i: But、Sendai city had very vibrancy now.
f: Yeah、that vibrancy to reconstruction.
But case of Fukushima there is exist accident of nuclear power plants.
Therefore people living in Fukushima has been uncertain future now.
Above all、a growing number of people committing suicide at Fukushima.
That may still increase.
When the hope to live has completely broken、people will have to die only.
"Don't make an irresponsible statement."
I want to say that to the person in charge in Japan.
Do you know?
"This is irresponsible statement"
"Don't believe"
Even if think so、there is no choice but to have hope.
There are such many people now.
Wednesday, 29 August 2012
8: great popularity Fukushima
i: What time now?
f: Shortly after 11 pm.
i: Walk a little?
Because I’m a little drunk.
f: Ok.
i: For example、the gutter of that road is a high radiation dose?
f: I haven't measured, but possibility is there.
Because radioactive material accumulate in the rain flow.
Gutter of the road.
Part of the garden.
Low place may high basically.
i: Hey、I feel this town is good.
f: You bet.
Oh、this shop's sweets is very delicious.
i: This is famous shop?
f: This town is my born town.
I lived here by time of a child.
i: I see.
Hey、just strangely bright sky over there.
f: It's the direction of the nuclear power plant.
i: Ah、is the recovery work of a nuclear power plant 24 hours a day?
f: Maybe that light is other's.
A nuclear power plant is much distant.
Of course、I think that restoration work is being carried out without the rest.
i: Do you know?
”Radiation of very small amount is good for your health.
There is also a theory like that.
Just maybe、after several decades、only Fukushima Prefecture may become extraordinarily long-lived.
"If you want to live longer will go to fukushima !"
People all around the world will begin to say so、and Fukushima may become great popularity.
And very many people will come to Fukushima from all around the world.
Well、I make an irresponsible statement also.
f: You are not responsible position.
i: Right.
Thanks for today.
Regards tomorrow.
we are one 9月 20, 2018
9: tubakuro valley
f: Do you want to arrive at Koriyama station around 4 o'clock?
i: If possible it.
f: Okay.
In east of Fukushima city、there is a toll road that called "Bandai Azuma Skyline".
It is a famous place with mountain-faceted autumn leaves.
Of course it is summer now、this toll road is open for free now.
So passes through its toll road to go to Lake Inawashiro、then go to Koriyama.
I think it will be a right time.
・・・・・・・・・
i: By the way、what did you think when you know the nuclear power plant accident?
f: First?
Lifeline was all useless at that time.
No food.
I could not afford to worry about it.
・・・・・・・・・
f: No car on the road.
i: Today is a weekday.
f: However Bandai Azuma Skyline is tourist destination.
Well、when go a little more、there is a place called "Tubakuro valley".
There is a very beautiful autumn leaves…of course、summer is now. (lol)
i: It is not the reason?
f: I guess so.
Let's stop by a little to Tubakuro valley.
・・・・・・・・・
i: This is definitely a spectacular view.
I can see that the autumn leaves in this valley are wonderful.
How deep is this valley?
About one hundred meters? More?
Hey、I will take a photo of the valley from the bridge.
f: …Good picture was taken?
i: Yeah、the beautiful railing.
10: joudo (meaning the Pure Land)
f: When we go up this mountain、there is a place called joudo-daira (Plain of the Pure Land).
There always occur volcanic gas、so trees don't survive.
I think it's a very strange sight.
And when we go a little from there、we find a restaurant.
Let's eat something there.
i: Yes、let's.
・・・・・・・・・
"Danger !"
"Volcanic gas generation !"
(There are many such signs.)
f: Yeah、opening a car window here is dangerous.
Go a little more、arrive to joudo-daira.
i: Is there something there?
f: There is a mound? like a miniature of Mount Fuji、called "Azuma-ko-fuji".
We can climb to there.
・・・・・・・・・
i: True、this mound is a miniature of Mount Fuji.
By the way、this parking is free?
f: Everywhere is free.
i: This skyline is currently free of charge.
Outside prefecture people is know it?
f: They probably don't know.
i: That's a pity.
・・・・・・・・・
i: This mound is like crater.
Volcanic smoke is rising in the mountain over there.
Desolate landscape.
This is joudo (pure land、meaning like Heaven)?
If I name this landscape、 it's the entrance to hell….
f: "Plain of the Pure Land" is not just here.
Above all、autumn leaves are very beautiful at this place.
Of course、summer….(lol)
i: I see. I shall come here also in the autumn.(lol)
11: I thank all
i: When go to Lake Inawashiro、we can go to Aizu city also?
f: You want to be in Koriyama at 4 o'clock, right?
In that case、Aizu city is a little distant.
…Just the other day I went to Aizu city.
Aizu city does not matter to radioactivity.
The same level as Tokyo at least.
However there was no tourist.
i: The amount of radiation is related to the mountain?
f: Perhaps、there is strong influence of wind and rain rather than the mountain.
Radioactivity leaked into the atmosphere at the time of the hydrogen explosion of nuclear power plants.
It carried in the wind and fell to the ground by the rain.
Then it buildup as a puddle in low place.
Finally soil absorption.
I think it's mostly.
・・・・・・・・・
i: Hey、there was a police car of the Ishikawa Prefectural Police now.
f: That police car is support from other prefectures.
From immediately after the great earthquakefrom、there was a lot of support from other prefectures.
Perhaps even now Fukushima police manpower is shortage.
Because they must be to guard of off-limits area by nuclear power plant accident.
I thank all.
12: I like Fukushima
f: Don't walk too much fast.
Because snake lives here…hey snake there !
i: Ow !
f: Be careful、there are also pit vipers here.
i: Okay.
Well、lake Inawashiro water is warm than I thought.
f: Yeah、can swim here already.
i: It looks like a good place to swim in shallow water.
f: No、suddenly becomes deeper.
To swim in a location other than specified is dangerous.
・・・・・・・・・
i: Oh、cicada
f: This cicada is "higurashi".
i: Name?
f: Yeah、cicada of early autumn.
Season is still early summer、but this area is cool.
i: I think Fukushima is nice place.
f: I think so but I also think this way.
If nuclear power plant is explosion again.
Still I will stay in Fukushima?
Because there is electric power、we can be rich and comfortable life.
Of course I understand it.
"Register the nuclear power plant in Fukushima as a World Heritage Site."
So I hope it.(lol)
This nuclear power plant accident.
It is registered as a World Heritage Site and will remain in posterity forever.
A result of pursuing the rich and useful life、mankind has caused this accident.
Keep in mind there、we should pursue a rich and comfortable life.
Because accidents like this is not needed forever.
Yes、I like Fukushima.
I will continue to live here.
Hey、just good time.
Go to Koriyama city.
13: Epilogue
"The nuclear power plants will has abolished gradually"
I think that is better idea.
Above all、there is precedent known as this accident.
However、"Fukushima is dangerous".
It's silly.
Of course、unfounded safety delusions are dangerous.
There are places where it is dangerous to enter as a reality.
"Properly afraid"
This is the best words with respect to this accident.
Don't be afraid unnecessary.
I think the current environment of Fukushima can live without any problems.
・・・・・・・・・
Of course、many amateur of nuclear power same as me may make the judgment of the exact opposite from me.
Matter of nuclear power.
That is may matter of "sense" for the amateur. (lol)
Well、today is more than one year from the accident.
Who is correct?
I can judge that soon.
However it may my sense.
However the number of people with the same sense as me began to increase recently.
I think so.
…If so、might not be a matter of "sense". (lol)
However、for example the nuclear power plants accidents occur today.
The reality is completely safe.
However the daily lives of the people living in the vicinity will certainly be destroyed.
Then they to face tremendous hardship.
This is might be the fate of named "nuclear".
"The nuclear power plants will has abolished gradually"
I think that is better idea.
I saw a trail of the tsunami at coast of Soma.
Expect a miracle、a strong miracle.
"10メートルの大津波を乗り越える巡視船「まつしま」""2011年3月11日 東日本大震災 仙台空港での地震発生の瞬間~押し寄せる津波 Great East Japan Earthquake, Tsunami"
よく戦いたり。深謝す。8月 31, 2018
"「黎明 福島原子力発電所建設記録」 日映科学映画製作所1967年製作"
"「黎明 二部 建設編」 日映科学映画製作所1971年製作"
この映像には、最終的には海水浴場になった映像がふくまれていると、おれが。
で、以前持ってた高台から海方向を撮った映像があればよかったんですけどね。
youtubeには見当たらなかった。ええ、厳重な気密性以前に、津波の痕がまったくなかった。
現代の給水ポンプ?とか、など、の耐久性が信用できないなら、とりあえず全ての原潜の使用停止を要求します(笑)。
で、つかぬことお聞きしますが、昭和40年代のあの海水浴場近辺の海岸って。
1号機分だろうけど、深さ14m。
"福島第1原発を襲う津波"
そうだ。おれが存在するんですからね、急激に無力化、崩壊する放射性物質だかなんだかあってもおれはおどろきませんよ。ヘリから撒いていたとしても。
計画的に、ヒーロー面の連中(ゴミ処刑)がにやけて"番組"収録に勤しんでいる時に、自ら、各地で撒いていたとしても。
ダイナマイトの爆発のように。
※でですね最近(20200513)気づいたのですが、原明の家から伊万里の方に歩いていく途中のこの堰、外殻はゴム製で高さが変えられる。
福島の真実〈22〉〈23〉9月 28, 2018
"東日本大震災 福島県相馬市岩子地区を襲った大津波"
"2011年3月11日 15時54分〜 塩釜港の津波 tsunami shiogama"
"福島県沿岸部の被害・空撮 [震災翌日]"
"大きな被害を受けた いわき市 [震災3日目]"
①の2階。汚染が無いとこに持ち込むな、ということですね。
震災前の正当な値で買った自分の土地ですね(うちの有田の家の敷地は100坪ですが、田舎なので)。
でですね、おれが福島に行った時、確か二本松とかのあたりだったと思うんですが、電車の中で、少しだけ喉に違和感を感じました。これはおれの少しあとに仕事で福島(場所は今わかりません)に行った東京の友人もそう言ってました。
1.overture:永遠の旅人 8月 13, 2018
藤田嗣治さん
明治19年に東京で軍医の子として生まれ、成人後パリへ渡り、「乳白色の肌」に代表される独特の技法と感性で20世紀初頭にパリで勃興した多様な感性の可能性「パリ派」の代表的な画家と目されるまでになります。
フランスでの社会的成功後、日本とフランスを行き来していましたが、第二次大戦を機に本格的に日本に帰国します。そして戦後、戦時中に軍の要請で描いていた戦争画により「戦争協力者」としての(政治的と言っていい)集中的非難を受けます。
その後、再び日本を離れ渡仏、晩年にはフランス国籍を取得され、スイスで1968年の1月に亡くなるまで日本に帰ることはありませんでした。そして、死後パリ郊外のヴィリエ・ル・バクルに埋葬されたため、藤田さんはもう二度と故郷に帰ることがない永遠の旅人になられました。
しかし、藤田さんはフランスの国籍を取得後、日本国籍を抹消されていますので、これは当たり前のことなのかもしれません。
僕はこの人のことを思うと、いつも、ぼんやりと、この詩が頭に浮かびます。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
えっとですね、昔録画した坂本龍一さん(ゴミ処刑)が出演されたテレビ番組を流しながらこの文章を書いているんですが、坂本さんがニューヨークに渡られてから二十年ですか。
「最近、やっぱり日本で死にたいと思ってる」と仰られていますね。
「日本の土になりたい」と
で、これはネットで調べて知ったんですけど、藤田嗣治さんに寄り添い、その最後を看取った妻、君代さん。去年の4月2日に東京でお亡くなりになっています。
遺言により、君代さんの遺骨は夫の嗣治さんがフランスのランスに亡くなる三年前に建てたフジタ礼拝堂に埋葬されたそうです。
このフジタ礼拝堂には2005年にヴィリエ・ル・バクルから嗣治さんの遺体も移されています。
この小さい小さい礼拝堂の中は80歳を過ぎた嗣治さんによる初めての!フレスコ画やデザインされたステンドグラスの色彩で満ちています。
そしてそのフレスコ画の中の聖母マリアとイエスに祈りを捧げる沢山の人達の中には嗣治さんと君代さんのお姿も描かれています。
永遠の旅もご夫婦がご一緒ならさみしくもないか
Ⅰ:Metamorphoze
さて、立花隆さんのご本に「ぼくはこんな本を読んできた」つうのがありましたわね。まあ、僕、読んでないんですけどね。
いえね、僕は結構本を購入はするんですけどね、購入した時点で"了"となることも多いんですね。
で、そのままその本の存在を忘れ去るみたいな。
んでですね、たまに一念発起してやる部屋の掃除とか整理とかの度に、そんな存在を忘れ去っていた本達がわっと出てきて、まさに「僕はこんな本を持っていた!」な感じになることも多いんですね。
ま
そんだけの話なんですけどね。
で、ですね、またですね、出てきたんですね、本が。
今西錦司さんがお書きになった「進化とはなにか」つうご本なんですけどね。
で、「あ!俺こんなん持ってったか!」とパラッと本を開いてみたら
『(私は)今日のすでに完成をみるにいたった生物というものは、自然状態において、けっしてランダムな突然変異などしていない、という。もちろん、突然変異の可能性を否定するわけではないが、必要もないのに突然変異なんかしない、というのである。しかしそのかわり、必要が生じたときには、生物のほうで、突然変異のレパートリーの中から、これぞという切り札をだすことによって、危機を乗りきろうとする。それも、一匹や二匹の個体が問題なのではない。同様の個体である以上は、危機にのぞんで、どの個体もが同一の突然変異を現わすものでなければならない。同種の個体とは、そういうときにそなえて、はじめから、同じものとして作られているのである。』
つう文章が目に飛び込んできたんです。
つうかまだそこ(だけ)しか読んでいないんです。
ンでですね、前後の脈絡関係無しにソコを読んだ僕の頭に浮かんだ言葉は"Synchronicity"
共時性って奴ですね。
生きてりゃたまにありますよね、不思議な偶然の一致って。
まったくの他人同士が同じようなこと考えてたり、行動してたり。
世界中でまったく無縁な人達が、同時期に同じ「何か」を志向し始めたり。
共時性って奴はもしかしたら人という種に最初から具えられた、突然変異のレパートリーの一端の軽い発露現象なのかも!
ま
そんだけの話なんですけどね。
で、ですね、でも共時性はどちらかといえば、人類・地域・国・民族・町内・家族などなど、規模はそれぞれでしょうけど、その共同体が内包・共有している無意識の発露現象ですかね。
ま、そういう無意識も含めての突然変異つう考えもアリですかね。
しかし全人類の意識の変革が行なわれたとして、それが種の変革たりえるのだろうか。
ちなみに、繰り返しになりますが、僕は今西錦司さんの「進化とはなにか」は、今現在、そこ(だけ)しか読んでいません。
Ⅱ:あきれて物も言えない
今西錦司さんの「進化とはなにか」。
ちょこちょこ、ちょいちょい、まったり、じっくり、読み始めてます。
でも僕は年齢的に今西錦司さんの謦咳に接したことはありませんし、能力的にもまた無理だったと思います。
しかし僕は読んでいると妙にソワソワしてきて、本を置いて自転車であてもなくかっ飛ばしたくなる”今西進化論”の内容ももちろん好きなのですが、実際はイロイロつまみ読みした程度で、そのように言えるほど詳しくはありませんが、それよりも前に、何でか句読点が多い感じが個人的にしてしまう、今西さんがお書きになる文章のリズム感が大好きなんです。
もちろん他の方が文章におこされたのでしょうが、対談での今西さんの言葉のリズムも好きです。
で、これも少し古い本になりますが、「EV・cafe」の中の村上龍さん&蓮實重彦さん・坂本龍一ゴミ処刑の鼎談の中で、村上さんが『(脊椎動物の進化様式)つう本を読んだら』次代の文化を担うのは、おそらくアフリカ人だろう(略)アフリカ人だけが(飢饉・資源の枯渇・人口問題など)次の世紀の問題に前適応しているから』と。←注;引用した文章、僕がちょっと変えちゃってます。
んで、あのう、ちょびっと思うのですが、現在、日本国はもう無茶苦茶。将来お先真っ暗。なんでこの国だけこんなに上手くいかんの、と、思ったりもします。
が
ほんとにちょびっと、今後紛争やテロしか許されない(語弊がある言い方ですが)ぼんやりとした平和な状態が地球規模で続くとすると、世界がまるまる日本化する可能性も無いこた無い気もします。
今、日本が七転八倒している諸問題が、火山の大噴火の雲煙のように世界中をおおいつくすことも
無いこた無い気もします。
世界規模でもう無茶苦茶。将来お先真っ暗。なんで世界はこんなに上手くいかんの。
みたいになる可能性も無いこた無い気もします。
んで、その時こそ、それらお先真っ暗無茶苦茶カオス状態に無駄に前適応しきっていたうちら日本人の出番が!!
みたいな。
それこそ、「やっぱり日本のアニメや漫画は日本語で読まないとその真の良さはわからないよね~」みたいなことを、日本語以外の言語で世界中で言いまくる日本起死回生の大陰謀「世界日本化計画」!!
みたいな。
何も日本が国際化しなくても、国際が日本化すりゃ、そりゃ立派な国際化だ!!
みたいな。
赤信号みんなで渡れば怖くない!!
みたいな。
えっとですね、本当にそんなこと言うと、確実に?なナショナリストと思われるので、絶対にやめましょうね。危険です。
Ⅲ:現在の日本社会は人類という"種"の突然変異
瞬間風速で書きますよ。
あれですよ、やっぱり現在の日本社会は人類という"種"の突然変異ですよ。
んで『突然変異ははじめから方向性をもち、おこるべき必要にせまられておこる』、つまり「通信・交通」あらゆる意味においてあまりにも狭くなり、価値の衝突を繰り返すこの混沌とした世界への、もうなんでも別にいいじゃねえか、我の存在を認めろ、もちろん君の存在も認めようないい加減な社会への『進化に導く突然変異』ですよ。
もちろん突然変異したモノによる、それ以外のモノへの駆逐、自然淘汰がその後行われるわけでは
まったくなく、あくまでこれは人類という"種"そのものが新しい状況に適応するための進化の過程の最初の発現にすぎないわけですよ。
『形態的・機能的ないしは体制的・行動的に同じようにつくられた同種の個体は、変わらねばならないときがきたら、また同じように変わるのでなければならない。したがって、この変化をもたらす突然変異は、任意の個体におこって、そこから遺伝的に拡散してゆくだけではなく、原則的にいうならば、そのような突然変異は、遅かれ早かれ、種の全個体におこる』わけですよ。
つまり世界が将来日本社会化するのは、自明なんだね。
ま
「やっぱり現在の日本社会は人類という"種"の突然変異ですよ」
この段階ですでに言ってること無茶苦茶やけどね
Ⅳ:進化とはなにか
でもこの本を読み進めると、進化とは、とどのつまり"種"のたんなる「成長・一生」である、という気もちょびっとしてきますな。
当人が望むと望まざるにかかわらず、最初は"種"として赤ん坊で、あとは自動的に大きくなり、そしてある時点でその上昇カーブは止まり、こんどは成熟でも老化でもなんでもいいんですけど、そんなゆるやかな下降線の「成長」を続け、最終的に"種"としての死にいたると。
ま、思いっきり「人の一生」をイメージして、そこに"進化"をかさねてしまっていますし、なんか最初からすべてが仕組まれていた、それこそ神の存在でも感じかねん甘えた考えかたですかね。
まあ今西さんのご本を読んでいたら、ちょびっと僕の頭をかすめたっつうことで、与太話で流してください。
でも『進歩とか発展とか開発とかいうようなことをいうけれども、無限の進歩も無限の発展も無限の開発もなくて、けっきょくは、ほろびる。』『進歩や発展だけをみて、衰退や滅亡を考えないというのは、一面的なものの見方である。なにもやるだけのことをやって滅亡するんなら、いわば天寿を全うしたようなもので、大往生をとげるのであるから、人類は滅亡してもいいんじゃないか』
こう今西さんが言いきられるのはすごいと思います。もちろん、この言葉だけをいきなり言われてもすごいとは思いません。たぶん、アホだと思います。巨大な知性が考えに考え抜いた末にこう言いきられるのはすごいと思います。
でも、やっぱり、僕は生きて滅亡の時にぶちあたりたくはないですし、その時にぶちあたった人類の皆さんはやっぱり不憫です。
Ⅴ:読了
で、最後まで読んだ結果、「最初からすべて仕組まれた・・・」てトコ、やっぱり今西さんも普通にぶつかられていますね。
『「見えざる手」というとなんだか自然から超越したものが、自然にはたらきかけ、生物をあやつっているかのように受けとられやすいが、「見えざる手」はおそらく生物の外にも生物のなかにもひそんでいるのであろう。』
『地球のすべてがはじめから「見えざる手」にみちびかれて進化してきた、というかわりに、地球のすべてがはじめから自己完結性にみちびかれて進化してきたといっても、けっきょくは同じことであるかもしれない。』
『そうだとしたら「見えざる手」というような誤解を招くおそれのある言葉を使うよりも、自己完結性といっておいた方がいくらか無難であるのかもしれない。』
『ある種のサルが人類に進化したということも、生物全体社会がその自己完結をめざすうえで、いつかは実現させねばならない問題だったのかもしれない。』
え~、またちょびっと頭をかすめてしまいましたが、つまり”進化”とは「死に至る病」ですか?
Ⅵ:死に至る病
「死に至る病」ってエヴァンゲリオンにあった気がするけど、それ以外でもこの言葉を見た気がする。
つうわけで、確かあれじゃないかな?と本棚をゴニョゴニョして取り出したるは大江健三郎さんの「河馬に噛まれる」
”死に先だつ苦痛について”
あれ?違うな。
ん?じゃあ、あれだったかな?と本棚をゴニョゴニョして取り出したるは柄谷行人さんの「日本近代文学の起源」
”病という意味”
あれ?違うな。
勘違いかな?それともそういう言い回しが普通にあるのかな?
※たしか3年ぐらい前にキェルケゴールさんの「死に至る病」をブックオフで見つけ読みました(了・どういう内容だったかごめんなさい・笑)。20211206。
Ⅶ:遠きみやこにかへらばや
僕の祖父は北海道で生まれ、九州で亡くなりました。
祖父は天寿をまっとう、大往生といってもいいと思いますが、晩年は望郷の念を抑えられずという感もあり、何度も北海道を訪れています。
しかし、祖父の望みがかなわないこともありました。
終の住み処となった九州と北海道では、その冬の厳しさは天と地ほども違うと思います(僕は北海道の冬は未体験なんでどこまでも想像です)。
だから祖父の熱望はあるものの、健康上の心配もあり、冬の季節の帰郷はかないませんでした。
祖父はそれが非常に心残りで、もう一度故郷の雪を自分の両足で踏みしめてみたかったみたいです。
大正初頭くらいですかね、祖父が子供のころの冬のある日、家に遊びに来たアイヌの人達と家族皆で楽しく酒盛りをした思い出を懐かしそうに話していました。
本当に皆仲が良かった、助け合って暮らしていたと言っていました。
まあ「ふるさとは遠きにありて思ふもの」とは言うけれど、あの詩ほど強い「望郷」を詩ったものはそうそうないですよね。
どんなに厳しい環境が待っていても帰りたい。
もしかしたら自分の記憶の中にしかもうそれは存在しないのかもしれない。
それでも帰りたい。
ふるさとってのはそういうもんなんですかね。
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや
Ⅷ:本当は、最新の進化論についての本を読むべきなんでしょうね
アイヌの人たちからみれば、明治以後の多数の入植者の人たちは闖入者、下手をすれば侵略者だったのでしょうか?僕には判断がつきません。
でも、僕は亡くなった祖父が僕に懐かしそうに語った言葉『子供のころの冬のある日、家に遊びに来たアイヌの人達と家族皆で楽しく酒盛りをした』『本当に皆仲が良かった、助け合って暮らしていた』
という言葉がお互いにとっての真実だと信じたいです。
ダーウィンの進化論から導き出された、つうか、その後継者にあたる人達によるんですかね、世界は”弱肉強食”で成り立っているということ。
弱き者はより強き者によって駆逐される運命にあるということ。
が、今西さんのご本を読んだ今、僕はすぐに手前勝手に影響をうけますからね、この話を信用しません。ダーウィンの進化論が怪しいのなら、そこから導き出された世界は”弱肉強食”で成り立っているつう話も怪しいでしょう。
世界はより強力な暴力を持ったものがすべてを支配するのでは決してなく、それぞれがそれぞれの場所に棲み分けをして秩序を保ち、平和に暮らしている。
なんなら、秩序を保ち、互いを助け合って平和に暮らしている、と書きましょう。
これが”弱肉強食”という馬鹿な夢を取り払った世界の真実に違いない。
現在進行形でそんな馬鹿な夢を見ている阿呆な人達が目覚めた後の世界の真実に違いない。
ええ、僕はただのパンピーですからね。気にせず、いくらでもこう書きますよ。
"弱肉強食"は人間の本性ではない。
今は昔、だけど。9月 18, 2018
福島の真実〈15〉10月 03, 2018
"発生当時の混乱、生々しく 福島第1原発事故から3年 Fukushima nuclear plant 3 years on"
"陸地を覆いつくす大津波=地震発生直後の宮城、福島沿岸部"
でですね、もちろんこの"事故"だけが、福島に限らず、そのすべてではないのですが。
禹、なので。あのね、これ、致死ウイルス注入と、その抗体注入の両方だから、身に覚えがない人は刺されればより健康に。要するに、逃げ場はない。
で、今後さらなる容赦のない"人類"への大量虐殺が予定されていますが、実行は決まり事ですが、理由は簡単。こいつらにはおれへの愛があるだけで、義理も人情もないからです。何でも"人間"はこいつらには"食い物"という認識らしく(おれ普通にコミュニケーションとれるので)、「結構美味い」と言っているので、話し合いには一切応じないだろうね(笑)。
そういう悪夢毎晩見てる奴結構いるでしょ?それは予告。
なぶり殺しにされるその時まで夢見て頑張れ。
(2月 23, 2019 これ直接は父にいわれたわけですが、つうとこはサクッとさておき区切って、今まで我が家とは一切無縁だった、か、どうかは一切知らんけど、どういう奴か一切知らん(気づいたら何かパンフはあるね)、ゴミ感たっぷりの、くさつとしひこ、とかいう佐世保市議が"いいことあるから"オレサマに投票しろ、などと、ゴミの分際で、俺様に言うんです。"オマエなんかどっちにしろ、いてもいなくてもおんなじ"つう存在の奴は、確実に、存在することを俺様に許されない奴なので、さておき、民主主義社会として、こういうの良くないと俺は思うな。当然"こんなゴミはとっとと殺せ"と殺害を教唆してますよ俺は今。)
"街道をゆく 第20回 神戸散歩"
ゴミのチェッカーズはモッズ(ファッションバンクスゴミバンド)共々処刑。
で。
2010年01月16日
めずらしく早起きしたあの日も僕にとっては何時もと変わらぬ東京の朝でした。
そして、僕はその日早起きした理由、大学に行き用事をすませました。
大学も春休みになり僕は九州へ帰省することにしました。
どちらにしろ飛行機の切符は取れなかったかもしれませんが、僕は最初から新幹線で帰るつもりでした。
新幹線はまだ不通の区間があり、途中普通路線に乗り換えて迂回しなければいけませんでしたが、最初から新幹線で帰るつもりでした。
最初はポツリポツリでした。
倒壊した家屋にブルーシートがかけられていました。
そしてそのポツリポツリがどんどん増えていきました。
「あの家屋全てに人が暮らしていたんだ」
僕は怖くなりました。
「被災地を見てみたい」という僕の行動が、どれだけ浅ましく醜いものだったのか。
あれは何処でしょう。不通区間を迂回した電車を降りた後だと思います。
それは街中で、もう夕暮れ時でした。
バスを待っていたのか、僕は列に並んでいました。
闇が降りてくる中、僕が並ぶ視線の先には少し歪んでビルが建っていました。
僕は自分は馬鹿だと思いました。
福島の原発は、緊急時の停止に必要な自家発電ラインも全部駄目になったんでしたっけ?リスク無視に一元管理ですか?
"街道をゆく 第47回 肥前の諸街道"
◆たか‐しお【高潮】‥シホ台風や低気圧によって、海水面が異常に高まり、海水が陸上に侵入すること。気象災害の一つ。暴風津波。秋大潮。日葡辞書「タカシヲガサス」◆たかしお【高潮】a storm surge; an exceptionally high tide¶台風で高潮が岸壁を越えた.A typhoon sent a storm surge over the quay walls.◆たかしお【高潮】台風などで海面が異常に高くなって陸におしよせる現象。風つなみ。storm surge候補の11番目、だがしかし〈only〉リーダーズ英和辞典第2番中の例文。
They were the only people present. 居合わせたのは彼らだけだ。
で、カシオの電子辞書からの書き出しです。
●高潮・風津波とも。台風や強い低気圧の来襲により、海水の水位が異常に高まり陸地に侵入する現象。低い気圧によって吸い上げられた海水が、暴風とともに海岸に吹き寄せられるために起こり、満潮やうねりの周期と一致するとさらに水位が高められる。ピークは一回であるが、湾内で反射すると2回目の高潮が生ずる場合もある。1949年のキティ台風のとき横浜港内で高さ6m以上の高潮を起こした例がある。●高潮[タカシオ](storm surge)風津波、気象津波ともいう。台風によって波浪が岸に吹寄せられ、気圧の低下によって水面が上昇し、さらに潮汐の満期などの作用が相乗効果を生み、特に内湾などが津波様の被害を受ける現象をいう。したがって日本では夏から秋の期間に発生期が集中する。代表的なものは、1959年9月26日~27日の伊勢湾台風による高潮で、海岸線から数km~十数kmの奥地まで浸水した。世界的にも季節的暴風のあるベンガル湾(サイクロン)、メキシコ湾(ハリケーン)の高潮が著名である。
●伊勢湾台風[イセワンタイフウ]愛知県を中心に各地に多大の被害を与えた1959年の台風15号。(略)。潮岬通過時の最低気圧は929.5hPaで、本州で観測された最低値。本土上陸時には、風速毎秒25m以上の暴風圏の直径は500kmに及び、最大風速は毎秒45.4mであった。伊良湖岬では最大瞬間風速毎秒55.3mを記録。降水量の最も多かったのは紀伊半島の南部山岳地帯で300~600㎜、東海、山陰東部、四国東部で200~300㎜。(略)死者行方不明5041人、負傷者3万8800余人、罹災者概数153万余人、全壊流出家屋数4万838戸、船舶被害1万3,725隻に達した。特に伊勢湾沿岸では高潮が平均潮位よりも3.9m高くなり、木曽川河口部一帯に浸水、桑名市から名古屋市西部にかけた一帯は泥海と化し、まったく麻痺状態に陥った。【この台風は、高度成長化の無秩序な土地造成とゼロメートル地帯の水防について、画期的な対策樹立の契機となった】。
で、またパソコンから
◆hígh‐wáter lìne [màrk]高水準; 高潮線(の跡); 《川・湖の》高水位線; 洪水痕跡; [Uhigh‐water mark] 最高水準.
つまり長崎原爆に一番言いたいのはタカシヲサガス。数値的に無いとおかしいのでしょう洪水痕跡。というか長崎湾は山で衝撃波の乱反射、高潮が発生する一番の好条件の場所で、満潮、一番の好条件の時に、それに一番効果的な場所で原爆が爆発した、そういう設定になってるんだと思います。
“長崎の美しい町と丘の上に、真夏の太陽はこともなげに輝いている。"
“その白煙の下の浦上の丘を山原をこちらへ向けて猛烈な勢いで寄せてくる一つの浪があるのだ。丘の上の家といわず、山原の木といわず、ありとあらゆるものを将棋倒しに押し倒し、粉砕し、吹き飛ばしつつ、あ、あ、あっという間に、はや目の前の小山の上の林をなぎ倒し、この川平平の山腹を駆け上がってくる。これはなんだ。まるで目にみえぬ大きなローラーが地ならしをしてころがって来るとしか思われない。"
「怖いけど、ちょっと見たくない?」以前この地本さんの証言をもとに、友達に対してそんなこと言いましたが、これなんですが、よくよく考えたら、変じゃないですかね?ここにも“浦上の天主堂の上あたりに、つい今までなかった大きな白煙の塊がうかんで”、古江さんの証言にも“大体稲佐山の高さぐらいの青空に、一点の赤い火の玉を見た。”
どちらも、いい天気とともに、だから爆発は500メートルでしたっけ?空中でしたよね。だから地下核実験(あの映像もどうだろう?)とかならわかるんですよ、こう爆心地から順次衝撃波がやってきても。がですね、先の長崎の地図にも同心円つうか入ってましたが
“ところが佐世保の中心は一面の焼け野原で、この町にはもう未来はないと思った。もし当時大陸との貿易があんなに早く断たれることになると知っていれば、長崎にも未来はないと思ったかもしれない。しかしあの時は、長崎ならまた戦前の活動を再開して、貿易港として栄えることもできると思えた。けれども佐世保は、そもそも軍港として築かれたところで、それ以外に生きのびる道はない。その道が今や断たれてしまった以上、佐世保の傷は致命的だという気がした。"
坂の多い町。街ではなく。
で、俺はその長崎の原爆より、被害が激しく悲惨だったとサイデンステッカーさんが感じた佐世保大空襲がそもそもなかったのではなかろうか?という気満々ですが、で、これはおそらく、長崎と佐世保の対比というよりも長崎と広島の対比でしょう。当時、一面の焼け野原になったのは広島。そしてこれは俺が書いているこの状況のことも、含まれているのでしょう。で、正直そこらへんはまだまだあやふやです(中共政権の成立ということでしょうか、当時大陸との貿易が…ここもいまいちわからず気になります)。今後、ということで話を進めて。で、この同心円、そりゃ2次元も大切でしょうが…。
すいませんね。このラドンのDVDを利用した3次元(ですよ)の同心円。中心の○が爆心点。
だから、素朴に考えて、爆心点から、爆心地まで線を引いて、それを半径として、くるっと“球”になるトコは、どこも爆心地というか、少なくともそれぞれ同じ瞬間に、同じ放射線と熱線と衝撃波がやってこんと妙ではなかろうか?と。
何で、一回地上の爆心地を経由して衝撃波がやってくるという遠回りをするのだろう、と。地上爆発ならわかりますが。[※だからここ天草島原の乱の“スパーク”気になります。もちろんアウトブレイクのウイルスに感染、も関連気になるんですけど…。]
ま、最近の俺の周りの塵芥のことを考えたら、そんな芸当も禹なら朝飯前かもしれませんが。それに爆弾にパラシュートがついていたのはなるべく上空で爆発させて少しでも被害を少なくしようと、みたいなのもありましたけど、これ風に流されるでしょ。だからどうだろう。ま、禹なら、それこそなんですけど。
それに、だからそれは広島の、とも、よぎらんでもないですが、広島の辺りの放射線量ってデータでみると、一貫して低いとか、全国的にみても、確か。[※すいません、確認せず書いてます、どなたか(笑)]
だから被害も爆心地から何百メートルの、ではなく、爆心点から何百メートルのほうが重要では。だから被害も平面でみたらマダラになるというか。地形も関係するでしょうし。
で、被爆直前の長崎港。白い点は軍艦も含まれるのか、ほとんど停泊中の船舶だと思います。地上のほうはほとんどその他の区域…あ、全焼、県庁が含まれる区域ですね、やっぱり佐世保と同じだ。で、ここまでくると地上はほとんどが“その他の区域”ですが、被爆当時、長崎湾に停泊中の船舶が沈没した、とかの話ってあるんですかね?
で、周囲の地形からの反射も含めたこの衝撃波の数値で何で?でしょうか(笑)。
"NHKスペシャル 知られざる衝撃波~長崎原爆・マッハステムの脅威~"
これどこだ?さておき、衝撃波も熱線もものともしない周囲の雲は、何百メートルで発生する何雲だろう。
◆くも【雲】(「籠もる」と同語源か)
①空気中の水分が凝結して微細な水滴または氷晶の群となり、高く空に浮いているもの。万葉集[1]「三輪山をしかも隠すか―だにも情こころあらなも隠さふべしや」 →雲級うんきゅう。【広辞苑第六版より引用】
①空気中の水分が凝結して微細な水滴または氷晶の群となり、高く空に浮いているもの。万葉集[1]「三輪山をしかも隠すか―だにも情こころあらなも隠さふべしや」 →雲級うんきゅう。【広辞苑第六版より引用】
で。
例えば、山に触れたトコからも衝撃波は発生して、コンマ秒の話だと思いますが、逆流もあり、が、物凄く入り組んで。
でですね、爆圧で、位置はありますが、学校は残ってますけど、手前に吹っ飛ぶというのは映像で理解できましたが、↕ですね。理解出来ました。
放射性を帯びた重金属類の粒子というのは、爆心点から爆圧で周囲ンキロに3次元で吹っ飛び、そこから風に乗る感じ?
投下したB29には付着してないの?
爆発そもそもの影響さておき、高高度とかの風向きは普通に違いますかね?
で。
パトレイバーの押井守ゴミ処刑名義、実際は全部ゆうきまさみさん。
川井憲次ゴミ処刑名義の楽曲は全てglobeさん作曲。
あのですね、B-29て速度は何キロぐらいで侵入したんですかね?当時高速高高度で正確な爆撃が?
長崎は雲の切れ間から、だったはずですが、今wikiみたら9000メートル近辺で投下4分後目標から3キロそれ500メートルあたり、で、衝撃波を避けるために山陰に?急降下と書いてありましたが(随分な無差別殺戮ですね)。
広島は1万メートルくらいから投下43秒後爆弾3.2キロ直進?600メートル、B29は155度急旋回急降下。
で、時速400キロとすると、1分で6.666キロ。
広島市への原子爆弾投下
で、あのですね、43秒で9キロ落下したとすると。
9000÷43=209.30232
209.30232×60=12558.139
12558.139×60=753488.34
平均時速753.488キロ、垂直方向のみで、爆発時には自由落下で音速に近く。
これに、空気抵抗とかありつつ(よく分らん)電車でモノを上に放り投げた様に機首方向、水平に43秒で3.2キロ移動。
3200÷43=74.418604
74.418604×60=4465.1162
4465.1162×60=267906.97
平均時速267.906キロ。初速が一番早いんでしょうが、落下での加速分が(よく分らん)。
もし、落下の平均時速を550キロとすると。
550000÷60=9166.6666
9166.6666÷60=152.77777
152.7777×43=6569.4441
予断ですが、155度急旋回急降下をするには機体の急減速が必要だと思うので(よく分らん)、どう考えても、43秒後は、爆発時には直撃エリアの直上近辺。
今、原明にある、エアウォー(箱・ユニットなし)、零戦、ジェットファイターのルールを読んでも、バンクを開始し、数ヘックス直進しないと曲がれないし。
昭和のボードシミュレーションゲームの話ですけど。
※おれ、基本、シミュレーションゲームは兄や兄の友達、兄の家庭教師の先生におんぶにだっこでやっていたんで、兄が家を出てからはほとんどやってない。
で、B29の様な機体で急に極端なバンクをして失速せんのか?ありつつ、一旦話を切り。
この再現映像出演者全員ゴミ処刑済(46秒まで同じ映像)。
これは、wikiみたら、大型とはいえ搭載爆弾1個だし、多分大丈夫なんだろうな、て、感じだったので(航続距離の話ね)、本当に、一応、時差が一時間、離陸から広島投下まで、6時間30分?
で、吉川晃司さんが、吉川さんのお父さんも、出演された広島原爆に関する番組を観てて思ったのですが。
当然距離により、コンマ秒のことでしょうけど、空気自体が燃焼され(真空化はない?)、爆発時物陰にいても肺が焼けるのでは?
そうそう、核分裂は、中心核に同時に均一に高速で多数の分子をぶつけることにより発生する、とりあえず、この配線、配置、電圧で可能ですか?
そういえば、はだしのゲンの映画で広島城が吹き飛ぶシーンがありましたが、石垣は?何か現在熊本城大変らしいけど。木造の壁に残る人の影とか、石垣は?
台本を読めばいい、どうでもいい情緒はどうでもいいから。9月 23, 2018
数値を出せ。
全世界的に付き合わせて検証可能な。
下手なほうがリアリティあるってか?
検証可能かつ不可逆的つうとこは。9月 12, 2018
意図的(じゃないとホント・笑)か何か無視してるでしょ。
原爆検証、スキルがあれば超簡単な気がしますが。
ま、アメリカ合衆国責任調査で、コイツラの種族としての平均知能指数は80だそうなので、コイツラだけでは一切分らんのだろう。
ブルルンルルンとか、テレビとか、ああ、80なんだ、と、思えば、80じゃない俺らに理解はできんが、納得はできるだろ。
※文責100%俺ね。少なくとも佐世保の人なら分かるだろう。不快な音を出して1日中走り回っている連中、そいつらが名高いエタヒニン。で、それが、そいつらエタヒニンの仕事。差別され殺処分されるのには理由がある。当然、皆殺。20211206。
で、山火事はやっぱり収拾がつかなくなるもんね (笑₎。
記憶たよりにダラダラと。9月 25, 2018
あのね、今日朝散歩しててなんでか思い出したんだけど、司馬さんの坂の上の雲、の旅順要塞攻略戦。の、司馬さんの小説では、この人の登場で劇的に戦況が変わるんだけど、児玉源太郎さん。
ま、そもそもですが(笑)。が、ベトン?コンクリートで厚く覆った、マシンガン、という言い方かな?、銃砲の配置、何か言い方ありましたね?も完璧なロシア軍の近代要塞に、日本軍はとにかく生身での突撃を繰り返し、「兵士が出征の時、行き先が旅順とわかると途端に暗くなる」と言われていた頃の旅順、の、第六軍?何軍でしたか?の本営に督戦に来た時の話。
児玉さんは参謀部長?大山巖さんのすぐ下という階級でしたか?たしか自ら階級を下げたんですよね、その役職につくために。
※このあと佐々淳行さんの『東大落城』を読んでいたら、児玉さんのことが会話として出てきて、『秦野章警視総監は、こういう。「年次もヘッタクレもあるか。こういう時は適材適所、総力あげてやるんだ。佐々君、児玉源太郎をみてみろ。日露戦争のとき、陸軍大将なのに少将職の参謀次長、買ってでてるだろう。あの精神でやれや。こういうのを”降格抜擢”ってんだ」』20180926。
が、満州軍(※旅順方面軍の、ですね。同上)の参謀の方たちと。
「なんでこんな砲声も聞こえないような後方に本営があるんだ」「その時々の戦況に判断が左右されないためです」「バカヤロウ、おい、お前、今すぐ前線に行き戦況を報告しろ。さっさと行け」
「ところで、お台場の20ンセンチ?インチ?の大砲(榴砲?)と海軍の戦艦の砲塔を要塞攻略の為、旅順攻略軍に回してもらうことになっていたはずだがどうした?」「そんなもの必要ありません」「あ」「そんな砲弾では敵要塞のベトンは撃ち抜けません」「あ、我が陸軍所有の砲弾では撃ち抜けないから海軍に頼んだのではないか。それらの砲弾なら確実に撃ち抜けるということは専門家の判断ではっきりしている」「こんなことで海軍に頭をさげるのは陸軍の恥辱です。それに海軍が協力するとも思えません」「あ、そもそも当初の計画になかった旅順要塞を攻略することになったのは、海軍が、要塞に守られた湾内から出てこないロシア極東艦隊を陸上から攻撃してほしいと頭をさげてきたからではないか。彼らもバルチック艦隊が現れる前に何とかしたいと思っているのだ。協力しないわけはないし、その協力を同じ日本軍として快く受けるのは当然ではないか。それが陸軍の恥辱になるわけはないだろう」「動かせません」「あ」「お台場の砲は巨大すぎて移動は無理です」「すでに到着している、あとは設置だけだ、との報告を受けているが。海軍の砲塔も同様だ」「設置できません」「あ」「お台場の砲は巨大すぎて固定できないのです」「あ、コンクリートで固めれば大丈夫との報告をお前は読まなかったのか」「威力が強すぎます」「あ」「それらの砲弾は威力が強すぎるため、我が兵士にも砲撃の被害が及ぶかもしれません。そのような危険な砲を使うわけにはいきません」
と、ここで、児玉源太郎さん、目の前の参謀の徽章を手でもぎ取り、涙を流し。
「人殺しドモが」
「おい、テメエら、帝国陸軍は貴官らを陸軍大学校に学ばせた。それはいかに兵士の被害少なく目的を達成するかの方法を研鑽させるためで、貴官らを栄達させるためではない」
「たしかに、我が砲弾は玉石共に砕くかもしれん。だがこの方法なら確実に旅順要塞を落とすことができるのだ」
「貴官らの無能のため、無益に命を奪われ続けている最前線の兵士たちのことを考えろ」
ちょっと作りましたが、玉石共には我が身の不徳ですが、殺るぞ。
で、オリンピック開催数ヶ月前のこの時期(ボイコット可能)に"汚染水"放出決定とは、例によってこちらの、と、思ったけど、あれかい?以前、おれが"汚染水"に関する番組をここにアップしたことに対する(少なくとも、一部のひとたちには、数年前、最初から、内容の変遷も・笑、ここみれてる)、勝とう福島。に対する、東京オリンピック開催への、当然、日本国民、世界人民への、配慮は一切思い至らずな、報復、嫌がらせ、も、混じってるかい?この"汚染水"に関する番組にも、どうでもいい情報の、無意味な自慢ゴミ処刑ズ混じってたし(カットした)。
※汚染水ってどうなったんだっけ(笑)?20211206。
でですね、"トンデモ系"の歴史で、この地域には核爆発によって破壊されたとしか考えられない遺跡がある、という話を読んだことがありますが(高熱でガラス化している土でしたか、広島長崎とかでは聞いたことありませんが)。
大国主命さんて、国譲りのあともけっこうのんびり暮らされていたのかもしれませんね(笑)。
でですね、メソポタミアの原風景でしょうか(笑)?
で、そういえば、これでいえば、3の2:40ごろからの映像は、佐世保の石岳動植物園では?とか。
4の16:11ごろのポールさんは怒れる十代(佐世保ジョーク)ですか?とか。
言いましたが。
"よみがえるビートルズ 完全版 THE BEATLES Reborn"
しつこく、ボブディランはゴミ処刑。
で。
私信です。年賀状、手書きで何かひとこととグズグズしていたら、投函されていました。
何かと大変ですけど今年もよい年でありますように。20201224。