amaterasu kingdom dimensionsⅥ-50-17-from-Ⅴ-30-2-沈黙の艦隊 第28巻 / ベルセルク 第36巻。
"from The Rolling Stones In The Park '69" で。2025091614:12(日本時間)。 2018.06.08 「日本の精神医学この五〇年」書評 米の診断基準導入、病名も概念も変化 評者: 柄谷行人 / 朝⽇新聞掲載:2015年11月01日 日本の精神医学この五〇年 著者:松本 雅彦 出版社:みすず書房 ジャンル:医学 ISBN: 9784622079194 発売⽇: 2015/09/19 サイズ: 20cm/219,3p 日本の精神医学この五〇年 [著]松本雅彦 本書は日本の精神医学の50年を個人的な臨床経験をもとにふりかえるものである。著者が精神医学に向かったのは、文学にかぶれていたからだといっている。しかし、これは例外的なケースではない。精神病は、私のように文学を志した者にとっても輝かしく映っていた。とりわけ、「精神分裂病」が創造的で深遠なもののように見えた。たとえば、埴谷雄高の『死霊』をはじめ、精神科病院を舞台にした小説が多く書かれたのである。 しかし、現実には、医者が創造的な狂気に出会うことは稀(まれ)である。精神科医は、医師の数が絶対的に不足する劣悪な診療の現場の中にいたし、また、「医局講座制」の支配下にあった。この問題は、1960年代の終わりに起こった大学紛争の核心となった。「反精神医学」の運動が風靡(ふうび)したが、これらは精神医学にとって危機ではなかった。危機は80年代に、アメリカで始まった精神病の診断基準(DSM—3)が導入されたときに起こったのである。それは精神医学界における「黒船」の到来であった。 この診断基準は本来、薬効を判定するための基準であったが、それが診断にも使われるようになった。これによって、精神医学は一変した。それまで、医者は患者との対話を通して、生活史を知る必要があった。症状とは医者と患者の相互関係において存在するものだ。それが変わった。医者はもはや患者と話す必要はない。症状を区別するマニュアルに従って診断し、薬を与えればよい。患者は「病んでいる一人の人間」ではなく、「一つの病気をもつ人間」となった。そして、この病気は薬で除去しうるものである。 病名も変わった。診断が難しい神経症という概念は消去され、精神分裂病も「統合失調症」と呼ばれるようになった。つま...